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moxa(モグサ)です。



母は数年前、90歳の時、

体操とマッサージ主体のデイサービスに通い、

疲れをためてしまいました。


 <前回です>

 <①です>

母が、

「マッサージの椅子で出血した。骨盤矯正が強過ぎた」と言いました。

moxaも見学の時に見ました。普通のマッサージチェアです。


出血の程度はmoxaは把握していません。

もう紙パンツ使用でしたが、当時は自分で処理していましたから。

尿もれのことで通院している泌尿器科に相談して検査しましたが、
異常なし。
婦人科に行くよう勧められましたが、
母は行きたがりませんでした。


不思議に思いました、
だって、温泉のコイン式でも電器店の展示品でもないんですから。

母に詳しく聞きました。ゆっくりゆっくり時間をかけて。

「3人ずつ、椅子に15分座るの」

自由使用ではないということです。

「リモコンを渡されただけ。説明はなかったの」

説明がないって、考えづらい。記憶抜け?

「骨盤矯正と書いてあるの、これがいいと思ってボタン押したの」
管理がなかった? まさか。
骨盤矯正が気持ちよかったの?

「ううん、きつくて気持ち悪かったけど、腰を治せば歩けるようになると思って我慢したの」



母は、ふだんは記憶抜けはほとんどありません。

疲れている時や具合が悪い時、ひどく気持ちが疲れている時だけです。

そしてそういう時、

体調管理ができなくなります。



母はこの2年前、88歳の時、脚がむくんで歩行が不自由になり、

外出は車椅子を使う生活になっていました。


骨盤矯正マッサージに耐えれば、また自由に歩けるようになる。


母は妄想のような目標を描いてしまっていました。



もう、現場の職員さんにどう言ったらよいかわからず、

ケアマネさんに相談しました。

この所はケアマネさんの所属とは違う事業所でした。


ケアマネさん、

「マッサージチェアはないはずです。プランに書いてありません」


このケアマネさんは、とっても話しやすい方なのですが、

この時、moxaはもう、話を続ける気力を失っていました。



通所2カ月の頃、

母は高熱で動けなくなり、自宅から救急搬送をお願いしました。




続きます。


 <次回です>