ご訪問ありがとうございます。

moxa(モグサ)です。



母がコロナ治癒後、リハビリ専門病院で療養しています。



入院時、ご質問がありました。

「認知症はどうですか?」


はい。

診断はアルツハイマーだけど、レビー小体だと思います。

アルツハイマーらしい症状はないです。


疲れや苦しさが限界を超えてしまったような時、
見た目が元気に見えてしまうことがあります。


胃腸が弱く、ふだんは慎重に節制するのですが、

時々、タガが外れたような食べ方をしました。


いま90代半ばですが、70代の頃から、

胃腸炎や食道炎で20回くらい入院しました。

10回くらいは、救急搬送でした。


80代、杖1本で歩いていた頃。

脱水症状で水を飲んでも吐いて衰弱して、
やむを得ず救急車を呼びました。
うめき声を上げて苦しみながら、
それでも頑として玄関まで自力で行きたがり、
這って、這って、
外に出た途端、

シャキッと立ち上がって、杖を振り回してスタスタスタッと歩き出しました。

声も張って、
救急隊員さんに明るく挨拶して、おしゃべりを始めました。


これをお話ししてみました。

具合が悪い時に気づいていただけない、そこが心配です。

命にかかわるところです。



この話でよかったかなあ。




その時の救急隊員さん、なごんだ顔になって、世間話始めちゃいました。

搬送していただけましたけどね。

付き添うmoxaの緊迫感のほうが嘘っぽく見えちゃう。


本当に衰弱していたんです。

この時の入院は、8週間くらいかかりました。

こういう、患者のその後の情報って、消防署には行かないんですよね。


いまは胃腸が改善して、脱水症状に至ることはなくなりましたが、

もし、いまの状況下、似たようにことが起きたら。

やむを得ないトリアージならもちろんいいです。

もう十分生きてくれました。

もしそうではなく、緊急性を見誤られて後回しにされたら。

自分の感情を想像するのが恐ろしいです。



認知症の話でした。たぶん。(^^)/