色彩治療担当の聖です。

 

昨日,工藤清敏先生による塩セミナーを開催しました。

いつもながら、ラフなスタイル、大きな素敵な声で私たちに塩がいかに身体に必要なものかお話くださいました。

 

 

皆さんは緊急時に、病院に運ばれるとまずされるのは何かご存じですか?生理食塩水の点滴ですよね。脳梗塞、心筋梗塞のみならず骨折で運ばれたスタッフでもまずさせられたのは生理食塩水です。これは0.9%の食塩水です。つまり100ml中にNaClが0.9%含まれている液体です。

 

そこから安定してくると、塩の主成分塩化ナトリウムと次に塩に多いマグネシウム(入っているものと入っていないものあり)次に塩に多いカルシウムと次に塩に多いカリウムをブレンドした液体とそこに糖質(ブドウ糖)が添加されているもの(こちらも入っているものと入っていないものがあります)を使います。いわゆるリンゲル液ですね。これを入れることで、より血漿に近い電解質組成になって補われていくわけです。

 

ということは??減塩、減塩で教育・洗脳されてきた私たちは平素何を心がければ良いのでしょう??逆に考えれば塩が足りていないから、いろんな病気を生み出していく??塩が足りていれば病気にはならない??そんな仮説もたてられますね。

 

そもそも減塩になったのは、東北地方に高血圧の方が多かったからということですが、それは後に関係ないことがわかったのですが、そこだけが残っているわけです。

 

そして、日本は1972年(昭和47年)塩田廃止法によって、ミネラルをほどんど含まない精製塩(塩化ナトリウム99%以上)しか摂ることができない状態になったことが多くの弊害を生むことになった歴史があるわけです。この塩の専売制は1997年(平成9年)には廃止されて自然海塩が生産されるようになったわけですが、(完全廃止まで更に5年もかかっています)この間に高血圧と塩の関係性も作られていったことも軽く想像できますね。

 

高血圧の権威である名古屋市立大学教授の青木久三博士は、高血圧患者も健康な方も減塩は意味がなく、むしろ減塩が過ぎると、元気が出ない、食欲不振、無気力などの問題を引き起こすと主張しています。そして、「ビタミン欠乏は特定の病気を引き起こすだけだが、塩の欠乏は命を奪う」と警告されているのです。

 

 

大切なのは、微量ミネラルが豊富に入った手作りの自然塩、伝統海塩を摂っていくことそれこそが、身体の老廃物を解毒し、免疫システム並びに身体の自然治癒力を高めていくのです。

 

そんなお話をしてくださりながら、後半は健康回復工房でも完売続出しているセラミックススティックと神宝塩を使っての実験をしました。こちらは、また別枠でまとめて書きたいと思います。

 

その後、質問時間では、工藤先生らしい癌療法を示してくださいました。それは、身体に良い塩、良い水、生食を多く摂ることをしながら、外部とのストレスを作らない方法を自分で考えて、トレーニングして、自分の感情を幸せなところに持っていく。

 

つまり、負の感情で心を満たさず、相手がその状態にあれば美味しいものを与えてその感情を取っていく。負の感情が身体を腐らせていくこと、病気を作っていくことを知ることだけでも考え方が変わってきますね。

 

 

こうしてあっという間の2時間半でしたが、もっと詳しく塩のことを知りたい方は、スタッフの九渡和美さんが、つい先日工藤先生が認定する「ソルトセラピスト」を取得されましたので、当院ご来院時には是非お話聞いてくださればと思います。

 

 

さあ、このセミナーが終わって翌日から工藤先生はパリへ塩巡業に旅立ちました。

 

前回はハラハラドキドキの旅でしたが、今回はどんな旅になるのでしょうか??2か月半どうぞ実りある旅になりますようにお願いお気をつけていってらっしゃ~いラブラブ

 

 

最後にペスト菌の発見や破傷風の治療法を開発した世界に認められる細菌学者である北里柴三郎医学博士座右の銘を!!

 

一、食物に依る病は食物で治せ。

一、細菌に依る病は細菌で治せ。

一、毒物に依る病は水と塩で治せ。

一、全ての生物が空気と水と塩を必要とする。

一、太陽と大地は全ての食物を増産する。

 

 

これからも今ある身体を回復、維持して未来に希望が持てる身体作りの応援をしていきます✨️

むらまつ東洋医学治療院 💓http://muramatsu.xtr.jp