10月3日、工藤清敏先生をお招きして「塩と健康回復セミナー」を開催しました。
実はその前日、近江の高島でマルシェがあり、30分工藤先生のお話会が企画されてる情報が入りましたので、このチャンスを逃したらまたいつになるかわからないと思い、翌日お願いした次第です。半年かけての実現です。
セミナーでの先生のお話はとても明確なものでした。
塩不足が健康を害している。
人間の起源は海です。海から陸上にあがってきたので、身体の中に「海」を持つことで生きられる。
羊水も海です。海の中から生まれてきた赤ちゃんであっても塩は必要です。
具体的にはお母さんがしっかり塩分を摂って母乳で与えていけば良いのですが。
その摂取量は1日15~30g。それ以上に摂っている方もおられるけれど問題ありません。
なぜか?それは、、、
身体の中で塩化ナトリウム濃度が0.9%で保たれるからです。
陸上の植物には塩化ナトリウムはほとんどないけれど、海水には塩化ナトリウムとミネラルがふんだんに含まれる。
99%塩化ナトリウムである精製塩は高血圧などの病気の弊害がでてきますが、
人間が手作りした塩には微量ミネラルが残るので、それによって身体に必要な化学反応がおこり変化がおこります。
体温が上がってくるのもそのひとつですが、減塩を刷り込まれていることもあって、塩分濃度を気にするあまりに微量ミネラルが不足してくることであらゆる病気が引き起こされていることも知らなくてはなりません。
この生命維持に欠かせない塩ですが、1972年(昭和47年)に専売公社によって塩田が廃止されて精製塩しか摂れなくなった時代がありました。
しかし、この伝統的な製塩法を残そうと運動する方々によって、研究として残り、1997年(平成9年)には専売制が廃止されて全国で自然塩が作られるようになりました。
この間で日本人は骨抜きにされていったと言ってもよいかもしれませんね。
塩は武器(爆弾)を作るにも大切な材料だったようなので、精神もろとも弱くならざるを得なかった過去の歴史と言えるでしょう。
海の成分と人間の成分は一緒であること。
これは、フランスの生理学者「ルネ・カルトン博士」が犬の輸血の実験で証明されています。
犬の血液を抜いて、変わりに海水と山の水をブレンドしたものを入れていくと、数日経っても犬は死ぬどころか元気に生きていた。
それ以降、カルトン博士は、海水を使って多くの病に倒れている方を救っていったそうです。
博士の葬儀には百万人もの方が来られたというのですから、その功績は計り知れません。
今、工藤先生はこの海水調製液を作られて、17種類の塩をブレンドした「神宝塩」の塩の中には含まれない超微量ミネラルをこの塩と共に摂っていくことで、より海水に近い成分とし健康を回復する研究をされております。
まだ一般販売はされていませんが、研究成果が現れ世に出てくることはそう遠くはないと思っております。
個人的には今まで塩は沖縄の「ぬちまーす」や「雪塩」「キパワーソルト」他色々とみて使ってきました。
これだけ単体でみれば、確かにとっても良い塩です。
塩化ナトリウム70%相当でマグネシウム、カリウム、カルシウムも沢山含まれております。
ただ、「神宝塩」の塩を持ったあとにこれらを持つとオーリングで弱くなります。
「神宝塩」には、100種類の元素が含まれているそうです。
Aでは足りないところをBでCでと補って見事に配合されていることがパワーの秘訣なのでしょう。
これを作られた工藤先生はいったい何者でしょう??
これからのご活躍が楽しみです。
そして、これらの活用術は今後ご紹介していきますのでこちらもお楽しみに!!
これからも今ある身体を回復、維持して未来に希望が持てる身体づくりの応援をしていきます
むらまつ東洋医学治療院http://muramatsu.xtr.jp