​​​今回の台風19号で広域水害がおこり、TVで目にするたびに心が痛みます。

そして、ふと思ったのはこれは古事記でいう「なきいさち」ではないかということ。

「なきいさち」とは、須佐之男命がお父様である伊邪那岐大御神から現し世(現界)に行って

国土建設の開祖となるように言い渡されるのですが、自分の思い違いによって不平不満が募り、

姉上神である天照大御神に嫉妬し、泣きわめき、荒れ狂った末に、国が荒れ果て災害と混乱を

招いてしまうことを言います。

災害は天災ともいいますが、私達の不平不満、嫉妬、傲慢、恨み辛みなどといった誰の得にも

ならないような負の思いが天地に反映し、それを神様の根にある深い愛を持ちながら厳しき判断を

せざるを得ない​「いつのおたけび」​でもってもたらされるように思われます。

ですから、今回の被害を目にすることで我が身を省みて不平不満はなかったか、周りの身近な

方達の不安、心配を取り除けてなかったか、、、反省する思いで只申し訳ないと思うのでした。

一人ひとりがこのことに気が付いて理解できる方から改心していくことで、災害もなくなり

平和な穏やかな世の中になっていくんだと思います。

子供達に平和な未来を引き渡すのは大人達のお役目です。

まず自分自身から改めていきたいと思います。

                 毎年町内で咲かせていますピンクハート


           むらまつ東洋医学治療院手書きハートhttp://muramatsu.xtr.jp/​​​