散文詩「伏線」


そんなつもりもなく言葉として残った

時が経って伏線として回収された


偶然なんじゃないのと

その人は抑揚のない声で言う


違うと伏線を信じる人は言った


伏線は偶然の偶然なのかもね

その人は抑揚のない声で言っていた


ー葉桜ー