メトロのRed LineのUnion Station駅の隣、駅を降りて階段を昇った目の前にあります。1993年7月30日にオープンした比較的新しい博物館です。建物自体は1914年に建設されて、1986年までワシントンDCの郵便局として活躍していました。
博物館自体は建物の地下にあります。地上から入りセキュリティーを通過した後、施設の中央付近にある案内所の隣にあるエレベーターか階段で地下に降ります。
地下にある博物館に入るとまず目につくのが、昔アメリカで郵便配達に使用されていた複葉機です。他にも以前アメリカで郵便物の配達手段として用いられていた乗り物が展示されていました。
この展示スペースの向かって左側に国立郵便博物館特製の絵葉書をプリントしてくれる機械があります。ハガキに宛先もプリントしてくれます。アメリカ国内でしたら郵便番号、国際郵便でしたら自分で宛先と宛名をタッチパネルで書くとすぐに印字してくれます。もし、まだ宛先が決まって無かったら『ブランク』も可能でした(試していませんが)。
絵葉書製造機が4台ほどありそのうち3台試したのですが、2台は郵便配達員が描かれた絵葉書、もう1台は郵便配達犬のオウニー君が描かれた絵葉書でした。絵葉書製造機の隣に郵便料金を支払うとスタンプを押してくれる機械と郵便ポストがあります。ボールペンとテーブルがありますので、その場で手紙を書いて出すことができます。日本宛の手紙も認識してくれて、94セントを支払うとスタンプを押してくれます。ただしこの機械はコインのみ使えますので、細かいお金が必要です。
すぐそばに切手売り場もあります。スタンプは少し味気がないので、この切手売り場では記念切手や綺麗なデザインの切手が売ってますので、ここで切手を貼って出すことをお勧めします。アパートのそばのRockvilleの郵便局では日本宛はがき用の切手、94セント切手が売っていません。数枚の切手を貼り合わせて出さなければいけないので、その分書くスペースが減ります。ここの切手売り場では94セント切手が売っています。もし、日本へ絵葉書を出す方がいましたら、こちらで切手を買いましょう。
続く。




