どーもー。ニート1日目です。
どこにも所属が無いということは、おそらく保育園に入園する前だから1歳になったかならないかぶりですね。当時は乳児か幼児かってことですから、大分経ちましたね。
やっぱり、ラボに所属しないで出るって言うのは、モチベーションの差が出ると思います。別に喧嘩わかれってわけではないのですが、今までと違う分野に行くのにはこういう形が一番良いのでしょう。
『鋼の錬金術師』のあの兄弟ではないのですが、実家に火を付けて「もうここには帰らない」という決意は人を成長させると思います。
でも、所帯持ち。もう少し守りに入らないといけない時期かもしれませんが。。
先日、ラボ最終日を迎えました。いろいろな方に激励されました。
6年と1か月と14日居たラボです。さすがにエレベーター乗るときは感動で泣きそうになりました。
たぶん、私が出ることによりあのラボのひとつの時代が終わるのだと思います。
そういうと自分が凄い人のように思うのですが、そういうわけでなく、古き良き時代を知っている若手の人物は私が最後だってことです。
自分の力ではどうにもならない事件が起こり、今のラボに拾われて、4年前に大きなグラントが当たり研究室をもうひとつ作り、その実動部隊として研究室の机や機材の配置から携わって物品の購入等も行いました。今年の3月にドクター課程卒業して今にいたります。
新しい研究室には臨床を知る人がたくさん入ってきました。基礎と臨床のコラボってことで、臨床の側の人たちとたくさん交流出来たのが今の財産になっています。
広く見渡す(知る)ことで自分の立ち位置がわかり、さらに深くやっていかないといけないなと思います。それにより自分の得意なところ興味があるところが良くわかり、それを持って対等に他の分野の方と話そうと思うと、自分の実力の無さがはっきりします。
『ルックアップ』することは重要です。
周りを見るってことです。
中学時代の部活で試合の後半疲労がピークのときに「ルックアップ!!」と顧問によく言われました。
卒業後の進路を探すときは、PubMed検索しまくって、確かNature Reviewか何かを読み、「あぁ、同じ考え方の人って世の中にいるんだ」と思ったラボに飛び込みでCVと業績を送りました。アメリカまで行ってボス等7人くらいと面接し1時間のプレゼンのあと採用されました。相手がどれくらいグラントを持っているかはお構いなしですからね。今から考えると、運としか思えません。
明後日、日本を発ちます。あちらでも自分らしさを出せるように頑張ります。
準備しないと!