ある日の読売新聞
神戸大名誉教授のS氏のコラム
ある患者の死亡原因
乾癬治療の為のビタミンA剤過剰投与が肝硬変、肝不全の原因らしいと考えているとのこと
日本人の栄養所要量では、成人男子1日あたりのビタミンAを10000単位を上限としています
ある研究によると
1日あたり25000単位以上を毎日6年間摂取すると
肝硬変発症の危険性が高まると警告しています
この死亡した患者は、1日あたりの摂取量は33000単位~67000単位と推定され
肝硬変を発症するのに十分な量だったそうです
大量摂取したビタミンAの毒性は早くから知られています
肝油やビタミン剤を多く摂取して指が変形した小児、肝臓がはれた成人の症例があります
最近はサプリメントや肝油、魚油などによる発症が増加しています
上限量は守ること
必ず摂取量を計算してくださいね
ハイジもビタミン剤のサンプルを飲んでいて健康診断を受けたら
なんと
肝機能の値が*マーク
即中止したことがあります