数年前、夜光貝の貝殻を2つ買いました。それを割って細かくしたうえで、破片のひとつを磨いていたのですが、爾来その他の破片は袋に入れて棚に仕舞われていました。部屋の整理の際に見つけて、ふと思い立ってまたなにかを作ってみることにしました。なんとなく、リーフ型アクセサリーみたいなものを目指すことに。


※先に申し上げておきますが、リーフ型(?)の小物が限界でした。気が向いたら穴を開けます。

これが完成形です。



まずは、破片を板レベルになるように切ります。グラインダーがあれば万事解決だったのですが、なかったもので、DAISOの角型ダイヤモンドヤスリをノコギリのように使って縦に切断…
したものが写真のものです。左、下辺が切り落とした箇所です。
明らかに用途とズレた使い方に思われますので、オススメはしないものの、割に時間はかかりません。100均なので、工具へのダメージがお財布に与えるダメージもそう大きくはないでしょう。
なんとなく作りたい形を設定し、マークしておきます。真珠層の面は簡単にあとから消えます。むしろ研磨中に消えすぎて困りました。

耐水紙ヤスリの#60,#120あたりでなんとなく、まずは直前に削ります。既にマークは消えていますし、形も迷走していますね。
引き続き#120-1000で角を落としながら輪郭を丸くしていきます。基本的には#120-400で形を整え、残りは表面を滑らかにするために使います。
※削る際は必ず水で濡らします。乾いた状態で研磨すると、粉を撒き散らしてしまう、破片が飛ぶなどして危険、あるいは面倒です。普段使いの机に工作マットを敷いていますから、本当に厄介なのです。粉が。

かなり輪郭が丸くなったところで、背面に手を出します。今のままではかなり茶色です。が、これを削るとその下にエメラルドグリーンと白というなんとも美しい色合いの層が現れるわけですから、削らないという手はありません。
ここはまず先程のダイヤモンドヤスリで中央に山を作り、そこから耐水ヤスリ#120〜といった具合に削っていきます。四角く、歪まないものに紙やすりを巻きつけ、貝に当てて研磨すると、角を削ってしまう心配は減ると思います。
結果が右です。山を作る際に角度がブレてしまい、黒くマークした峰の部分に角が立ちませんでしたが、厚さを考慮してそのままごまかす事に。山形にすると模様がきれいでおすすめです。ほんとはもう少し緑の部分を残したかったのですが…
翡翠のような色合いですね。日本で採れる翡翠は大体こういう色をしています。

輪郭の角を#1000あたりで落とし、表面含む全体に#2000の耐水ヤスリをかけたら、ピカールで仕上げです。
穴が、あいて、いません。
アクセサリーを作り始めたはずが、穴が行方不明です。これは気が向いたら開ける予定でして。というのも、そもそもネックレスだのと作ったところで使い道がないことに気がついてしまったのです。
お米のような形になっていますが、誰がなんと言おうと葉っぱです。表面に葉脈イメージの彫りを入れてみるのもありかもしれません。
背面は言わずもがなです。むしろこっちのほうがきれいです。真珠層が横向きだったので、葉っぱらしく見えていいですね。
マークされた傷は消え去りませんでしたが、遠目で見れば許容の範囲だと信じています。まあ売るわけじゃなし、今回は良しとしましょう。

サイズ感はこんなもの。こういうときも背面で写真を撮ってしまうのはやはり背面のほうがきれいだから…はやく彫り入れたいです。


削るのは、達成感と指の疲れに脳が占拠されてくれるおかげで、余計なことを考えて落ち込む時間を減らしてくれます。優秀です。この2日間は本当に精神的によろしかったです。