ひゃ〜やっと、やっとの思いです。

私の生徒ちゃん、どの子も、本当に、いいものを持っているし、色んな才能をみんな、本当にみんな見せてくれるのですが、プロになる、そういう所を目指してくれる子は、本当にひと握りです。

本人の興味、親の価値観、本人と親のやる気、才能はあるけど、問題も多い、色んな要素がありますね。

さて、今回の生徒ちゃん、2ヶ月ほど前にあった発表会で、カバレフスキーのコンチェルトを弾きました。
本人も、曲が気に入って、結構、譜読みも早く進んで、内容も良く理解してくれて、たぶん、好きで練習してくれてたんだと思います。

そうしたら、レッスン中に

うーーん、私よりもっと弾ける先生に習わないと駄目だな。

と思う事が何度もありまして。

やっぱり、目の前でもっと美音、もっと素晴らしい歌い方を吸い込ませないと!!

と思ったのです。


それから、ご両親に相談して、
10代の子供を預けるなら、この先生です!って言うのは知っていたので、その先生リストも渡したのですが、

分かります、同感します、

どの先生も片道最低1時間。
ご両親、共働きですから、生活を少し変えなくてはなりません。

時間が過ぎて
毎週、「連絡取った?」って聞いても

今度は「本人が、ビビって行きたがらない」とのこと。

本人に「私に習ってたら、あんたはダメ。一度行くくらい、何でもないんだから、ダメ元で行きなさい」を100回くらい説得。

時は過ぎ、やっとレッスンして頂ける約束がつくまで、2ヶ月も過ぎましたよ!!

気持ちは分かる、が、時間、かかり過ぎやー!!!!と叫びたいのは、飲み込んで。


そして、レッスンの後、経過報告してね、ってお願いしていたら、2日後に(当日、教えてくれ〜)、入試に来なさいって言われました!と🤣💪❤

ドイツの音大は、若い10代の子たちが入学するコースがどこにでもあるんです。
子供たちは、普通の学校に通いながら、音大の教授のレッスンに通えるシステムで、何よりも、授業料が親切!
そして、本当の音大受験対策の、副科もレッスンして下さるんです。

私はずっと、そこに生徒を送りたかったので、ある意味、夢が叶ったとも言えましょう。
あ、入試で受かれば😅
恐らく大丈夫だとは思いますが。

ひゃ〜それにしても、嬉しいですね。