2020年1月はこんな本を読んでいます
特に
印象深かった
作品を
3冊ご紹介
嘘の木
作 フランシス・ハーディング
訳 児玉敦子
東京創元社 2017年
嘘の木
3,300円
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《感想》
暗くて閉鎖的でジメジメしてて怖くて
不安でドキドキで面白い。横溝正史的な
江戸川乱歩的な暗さが良いね。
分厚い本なので設定の細かさ、書き込み、
読みごたえも十分。
面白さ ★★★★☆
おススメ度 ★★★☆☆
パンとバラ: ローザとジェイクの物語
作 キャサリン・パターソン
訳 岡本浜江
偕成社 2012年
パンとバラ: ローザとジェイクの物語
1,760円
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1912年のアメリカで起きた大規模
工場ストライキが背景。貧しさのどん底で
ひとり生き抜く少年と工場労働者の娘の
お話。物語の深みと描かれる人間性の深み。
この作家さんは、巨匠やね。久しぶりに
最後は号泣。感情移入ばりばりん。
面白さ ★★★★★
おススメ度 ★★★★★
3冊目は、日本の作家さん。
彼岸花はきつねのかんざし
作 朽木祥
絵 ささめやゆき
学研教育出版 2008年
彼岸花はきつねのかんざし (学研の新・創作シリーズ)
1,320円
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絵も、物語も傑作。
絵の力の凄み、物語の深み。
柔らかいけれど確かな世界。
ヒトを化かす狐と女の子の心の交流を
あの時の広島を舞台に描く。
物語の最後の描き方で静かに泣けた。
面白さ ★★★★★
おススメ度 ★★★★☆
以上、2020年1月に読んだ中で特に
印象深い作品を3作品ご紹介しました。
よかったら図書館にもある本たちなので
読んでみてね。
こうしてブログにでも書かないと、
すぐに誰の何を読んだのか忘れて
しまうので、忘備録にも良いわいな。
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