今週の話題
フグの肝を
堂々と売り続けて
いて摘発された
トンデモない
スーパーのお話
愛知県蒲郡市形原町
(がまごおりし、かたはらちょう)
にあるスーパータツヤというお店で
ヨリトフグの肝を販売していた。
購入者から保健所へのタレコミで発覚。
巷を騒がせる大きな話題となった。
フグといえば、内臓には猛毒のテトロ
トドキシンが含まれていて食べれば
イチコロ。なので、日本では免許のある
人しか調理できず、販売も保健所に届け
出を出して認可が下りたところしか
できない。
なのだが、
ふぐの毒は種類や食べた餌や季節、
育った場所によっても毒性などが
異なるそう!
で、今回問題になったのはヨリトフグ
という種類の肝。
どうやら、毒性は全くないがたまーに
毒を持っているやつもいるそう。地域
によっては昔から肝ごと食べられてきた
という食文化に根ざしていた。
だが、国の決まり事で現在は肝を食べる
のはNGになっているそうである。
今回のケースは、免許のある施設、しかも
免許の有る調理師がいたということで、さ
らに問題になった感がある。
わかっちゃあいるけどさ、バレなきゃ
良いっしょ。という姿勢が伺える。
うまいし。みんな喜んでくれるし。
そうでしょ?
みたいな。やれやれ。
今回のニュースでフグの内臓にも
毒がない(かもしれない)種類が
いることを知って驚いた。知ってた?
これって、アマゾンのジャングルに
住んでいるヤドクガエルと似ているなと。
自然の中にいるヤドクガエルは、食べた
虫などの影響で体内に猛毒が溜まる。
だもんで、養殖のヤドクは無毒。
今年に入ってから、食育ニュースで
フグ毒の話題を取り上げるのはこれで
2件目となってしまった。
2018年1発目の食育ニュース
こちらも愛知県。
自分で釣ったフグを調理して食べて(!)
食中毒になったけれど生き延びた、という
とんでもないオジサンのニュース。
いやはや。
というわけで、
肝に銘じてフグには毒があるってことを
よーくおぼえておいてね!
八百屋ではたらく食育ロックボーカリスト
ひじきデザイン デザイナー
ひじき石塚
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