「指導メモ」 第一章 指導者 ◆1 | 土方闘騎のブログ

「指導メモ」 第一章 指導者 ◆1

 これから紹介するのは、昭和41年に発刊された池田先生の「指導メモ」という本からの抜粋紹介文である。


 この本を読んだ私は、池田先生が人材育成にどれほどご自身の魂と、全身全霊のお振る舞いで臨まれたのかに驚かされた。学会にとって、人材の育成がいかに組織全体の発展につながっていくものであるか、そのことを念頭に置きながら研鑽していきたい。


「指導メモ」  


第一章 指導者


【新しい指導者】


 大御本尊をたもって成長した指導者は、新しい指導者である。共産革命の指導者は、共産主義という哲学を、信奉してできあがった指導者である。だが唯物思想は、すでに過去のものである。

 また、自由主義国家の指導者も、キリスト教を土壌とし、資本主義を背景として育った指導者である。そういう指導者については、もう知りつくされており、新しい力と魅力は生じない。