またまた、とっても感動的なメッセージ、たくさんたくさんありがとうございます。もう、一万人以上の方々が僕の授業を受けていただいてるとお聞きしました。

 あんまり貴重過ぎるコメントは、恥ずかしくてお披露目出来ないので、いくつか感謝と笑いをこめて。

『授業終わる度に、思わずありがとうございますって画面の前でやっちゃいます。ホントに感謝してます。』

 その思い、しっかり伝わってます。

『肘井頑張っとるし、俺も頑張るか』

 えー、ライブ授業で、僕を呼び捨てしたらどうなるか、授業受けてた方々お分かりですよね 笑 でも、僕の必死な姿が、少しでも、生徒の頑張りに繋がれば、教師冥利につきます。

 そして、
『塾に通うお金がないので、ホントに助かります、感謝してます』

 こういうコメントをいくつもいただいて、本当に涙が出てきそうになりました。

 実は、これこそが、僕が今回のお仕事をお手伝いする一番の始まりになったことです。

 興味本位や、事業拡大のための話しなら、速攻お断りしようと思い、上京したとき、一番はじめにおっしゃっていただいたことが、

『全国の予備校がない地域に住む高校生や、お金がなくて、予備校に通えない高校生に少しでも手を差し伸べたい』

 僕は、強く強く心をうたれました。ずっと心の中で引っ掛かっていたことだからです。教育の再生産といって、高学歴で裕福な家庭が、幼少より高い教育費をかけて、その子供は、英才教育を受けて、良い大学に入っていく。

 教育の最大の醍醐味は、人生を変えられること。学問の最大の醍醐味は、生まれが貧しくとも、体が弱くとも、学問に励めば、人生を逆転出来ること。その学問を奨励する教育機関が、結果格差を助長する側に回ってしまっている。

 父から受け継いだ、強きをくじき、弱きをたすくといった信念をいつのまにか実践できていない情けない自分がいました。

 今回の転身で、心ない人から色んなことを言われます。ただ、僕はぶれません。目立ちたくて、予備校講師やってる訳じゃないし、金稼ぎたくて、予備校講師やってる訳じゃない。一人の子の人生を劇的に変えられる、そういう瞬間を追い求めて予備校講師やってるんだと。

 受験生のみなさん、あと少し、頑張って下さい。僕の最後の授業を十二月頭にお届けします。いま泣きながら、必死で大作を作ってます。全てのレベルの生徒が受けられる内容です。最後の授業で伝えるメッセージ、一生忘れないでください。この瞬間のために、これを伝えたくて、僕は予備校講師やってるんです。人生が劇的に変わる瞬間、楽しみにしといて下さい。