楽になったと思えたのはかなり
しばらくしてからだった
まずは生活を一から立て直さなければならなかったからだ
引越しと同時にフェイドアウトしたが、同時はバイトで収入もギリギリだった
貯金もないし、人脈もほぼゼロだ
誰も知らない土地で、頼れる人もなく
バイトから這い上がるのはきつかった
だからエホをやめて数年は、社会の底辺な感があった
でも、自分で道を選んで自分の力で金を稼ぎ、自分の力で道を切り開いていくという充実感はあったように思う
エホバ組織にいた時は、親のいいなりで仕方なくやっていた部分があった
大人になってもずっと自分の責任を棚にあげて、親や組織に対する激しい怒りがグルグルと自分の人生の中心に占めていた
でも、やめた瞬間から楽になった
これからは自分で好きなように生きれる喜びは離れないとわからないだろう
籠の中の鳥として一生を籠の中で過ごすか、それとも、籠から抜け出して大空に飛び立つか
人生の選択はいろいろあると思う
恨みつらみで疲れちまった自分の心をもっと解放させて
これからは、大きな空に思いっきり飛び立ちたいと思う