実はこの時点で1つ気になっていたことがあります。
それは6月半ばに接種したBCGワクチンの跡周辺が特に赤く腫れ、周囲の湿疹がひどいということ。
受診した皮膚科でも訊ねていたのですが、特に何も言われなかったので、たまたまかな?と思っていました。むしろ、湿疹のせいで跡が腫れてきているのかな?とさえ思っていました。(写真は受診した2日後に撮影したものです)
BCG接種といえば、病院でも説明されるコッホ現象が有名ですよね。
娘も翌々日まで赤く腫れたので、一瞬心配になりましたが、一度引いて4週間後くらいに赤みが増してきたので、通常の経過をたどっていたと思います。
ですので、この段階ではBCGのせいで湿疹ができてしまっているとは全く思っていませんでした。
しかし、皮膚科受診から2日たち、娘の湿疹は日に日に悪化していきました。でも同じところを受診しても同じことを言われるだけなんだろうな…と。
とはいえ、私は性格上「原因不明」で片づけるのがあまり好きではありません。ということで、別の小児科(兼皮膚科)に、セカンドオピニオンを求めようと受診を決めます。
そちらの先生は、「2件回ったなら多分わからないと思うけど…」ということでしたが、丁寧に話をしてくださいました。全身を診てもらったところ、やはりジアノッティ症候群の可能性が高いというお話。他に考えられるとすれば、あせもが悪化してできるもの(多発性汗腺膿瘍というようです)かもしれないとのこと。さらには、もしかしたら非常に稀ですが悪性のものの可能性も…という話を受け、身の毛がよだちました。
こちらのクリニックでは、効果があるかわからないけど試してみてとのことで塗り薬を処方されました。相談した結果、お腹の一部に塗り、効果があるようなら全身に塗っていくことに。経過を見るために、1週間後に再受診することになりました。
その間も娘の湿疹は増えていく一方。特にBCG接種跡付近の腫れとお腹、脚の膝下の症状がひどかったです。(苦手な方もいるかもしれないので閲覧注意です)
3件病院を回っても理由が特定できないことに愕然とし、夫とともにインターネットで検索魔と化します。とはいえ専門家にわからないものが素人にわかるはずもありません。ただただ見守るしかなく、なおも不安な日々を過ごすことになりました。
続きます。