仕入れたものは売れるまで在庫となります。

 

在庫であるうちはお金になりません。

 

買ったものがすべてあっという間に売れてくれれば問題はないのですが、なかなかそうもいきません。

 

在庫の種類は大きく分けて4つに分類できます。

 

 

① 回転が速くて利益が高いもの

 

一番理想的です。

 

在庫が全部これならあっという間に大儲けできます(^^;)

 

いわゆるお宝、レアアイテムですね。

 

残念ながら滅多に出会えません。

 

 

② 回転が速いが利益が低いもの

 

在庫の主力です。

 

主にこの在庫で資金を回していきます。

 

Amazonランキングが高い商品はすぐ売れるので、資金としての回収が早いです。

 

利益は低いですが、この在庫でお金を回して資金を安定させます。

 

ただ、市場に商品が沢山あるため値崩れも早いです。

 

その為、価格と在庫の数は常に気にしておく必要があります。

 

 

③ 回転が遅いけど利益が高いもの

 

利益を安定させるために重要です。

 

値段が高いので売れるのに3か月から半年、あるいはそれ以上かかりますが、それに見合う利益が取れる物になります。

 

一見すると儲かりそうに見えますが、資金が戻ってくるまでに時間がかかるためこの在庫で固めてしまうとお金が帰ってこない時期がおおくなり、キャッシュフローが安定しません。

 

利益が高いため見つけるとつい仕入れたくなりますが、注意が必要です。

 

 

④ 回転が遅くて利益が低いもの

 

悪魔ですw

 

絶対仕入れてはいけません。

 

結果、これになってしまうこともありますが、わかっていて仕入れてはいけないものです。

 

例えば、1万円で2千円の利益とか、やめておきましょう。

 

2千円のために1万円を動かないお金にするのはもったいなすぎます。

 

出会わないことを祈りましょう。

 

 

 

④は仕入れてはいけません。

 

①は見つけたらラッキー、即買ってサクッと売りましょう。

 

②と③が仕入れの主力となりますが、バランスが重要となります。

 

②ばっかりだと資金は回りますが利益がなかなか増えません。

 

③ばっかりだと利益は増えますが売れるのに時間がかかるため手元の資金が安定しません。

 

潤沢に資金を持っていていくらお金を使っても大丈夫なら良いのですが、大半が限られた資金で仕入れをしていると思いますのでこのバランスが重要となります。

 

②7割③3割くらいがちょうどいいバランスじゃないかと思います。

 

買ってからでは遅いので、仕入れる時にある程度バランスを考えて仕入れましょう。

 

 

気を付けたほうがいいのは

 

③の在庫は利益が大きいのでつい仕入れたくなります。

 

あればあっただけ買いたくなりますので気をつけましょう。

 

仕入れが全部これになると、資金がなくなって困ります。

 

 

あと、何も仕入れる物がなかった時の④です。

 

これが一番危険です。

 

「一日仕入れして何も買えないのは負けだから買っとくかぁ」

 

これ、一番やっちゃダメです。

 

いいんです。買えるものがない時は買わなくて。

 

買わない勇気が必要です。

 

くれぐれもお気を付けを。

 

 

 

 

 

 

 

Amazonに出品する場合、商品のコンディションを決める必要があります。

 

新品は「新品」だけなので簡単ですが、中古の場合は選ぶ範囲が広いです。

 

まず、「中古」か「コレクター」

 

次にそれぞれ「ほぼ新品」「非常によい」「良い」「可」

 

 

ここで、「非常によい」と「良い」のどっちにするか悩む人が多くいます。

 

ちなみに私は、中古出品はほとんど「良い」か「可」です。

 

 

最初のころって売りたいからと「非常によい」を選ぶ人が多いんですよね。

 

サークルでも多かったです。

 

でも、これって結構危険なんですよ(^^;)

 

 

「非常によい」の方が売れる気がするのはわかります。

 

買う方にとっては、なるべくきれいな物の方がいいですからね。

 

 

しかし・・

 

状態の受け取り方は人それぞれ。

 

自分にとって「非常によい」でも、人によっては「良い」と判断する人もいます。

 

逆に自分にとって「良い」でも、人によっては「非常によい」と感じる場合もあります。

 

後者は問題ありません。

 

お客様にとっては喜ばしいことなので、喜んでもらえますし、感謝してもらえます。

 

 

問題なのは前者・・

 

お客様は思っていたより悪いものが送られてきたと感じることになります。

 

結果、「普通」もしくは「悪い」の評価が・・・
 
人間ってプラスよりマイナスの方が見えやすいんですよね(^^;)

 

 

「非常によい」を選ぶお客様はシビアな方が多いです。
 
特に新品がない商品の「非常によい」を選ぶお客様は、新品同様の品を求める方もいらっしゃいますので気をつけましょう。
 
 
 

ちなみに、ここにも評価の記事で書いたことがいきています。

 

思っていたより状態が良くて喜んでくれたお客様は、結構評価をしてくださるんですよ(^^)

 

 

経験上、「良い」でも適正価格をつけていれば普通に売れます。

 

一番大事なことは、商品の状態をきちんと説明欄に書くことです。

 

 

「良い」でちゃんと状態を書き、適正価格で出品していれば普通に売れますのでご安心を。

 

 

 

せどりを始めようと思ったけど、やり方がわからない・・

 

Amazonやヤフオクの登録の仕方もわからないしどうしよう?

 

 

ネットで検索するといろんな塾やコミュニティーが出てきます。

 

そこには「簡単に稼げます」「返金補償あり」など、おいしそうな言葉が並んでいます。

 

 

でも、最初に書きましたが今、せどりは「簡単には稼げません」

 

 

では、なぜこういった記事が多いのでしょう?

 

 

これはですね、せどりで稼いでいた人が教えることで儲ける事に方針転換したからです。

 

昔からせどりで成功したら教えて儲けるという流れがありました。

 

塾やコミュニティーの場合、月2000円としても50人集めれば10万円が固定収入として入ってきます。

 

大抵5000円はしますので、これだけで25万円、おいしいですよね。

 

生徒を集めれば集めただけ固定収入が増えるということです。

 

 

売れる商品を紹介するのは意外と簡単です。
 
その後売れなくなったとしても、とりあえず儲かればみんな信用しますので・・(^^;)

 

ちなみに「こんな値段で売れました」ってよく出てますが、前にも書きましたが実際にはなかなかお目にかかれません。

 

「月50万売ってます」とかいうのもよく見ますが、売り上げはお金を使えばいくらでもあげられます。

 

 

ですので、塾といっても生徒を集めるだけの塾も多数存在しますのでお気を付けください。

 

 

 


 
 
 
あくまで私個人の意見ですが、塾、あまり必要ではありません。
 
今のご時世、ネットで検索すればブログやユーチューブで大抵のことは教えてくれます。

 

ですので、甘い言葉に飛びつくのではなく良く調べてから入りましょう。

 
 
注意点
 
高い塾に入る必要はありません。
 
20万や30万といった高額の塾は初心者にはお勧めできません。
 
入るのであれば月額5000円くらいがよろしいかと。
 
真面目にやれば月1万は稼げるはずですので、塾代払っても儲けが出ます。
 
所属している塾やコミュニティーに上位クラスがあればしかるべき時にお誘いが来るはずですし、仲間や講師から良いコミュニティーを教えてもらえるかもしれません。
 
月額ならもう要らないと思ったらそこでやめられますが、高額払った塾は大抵かえってきませんので。
 
また、売れる物を教えてくれないから違う塾にも入ろうというのはやめた方がいいです。
 
どこに入っても、すぐに売れる物は教えてくれません。
 
結局、せどりはやることは簡単で同じですので、どこに入ってもほぼ同じことしか教えてくれません。
 
入るのは一つで充分です。
 
 
いろいろ書きましたが、仲間は非常に大事です。
 
同じ悩みや喜びを共有できる仲間がいるというのは、モチベーションも上がりますし成長も早いです。
 
 
ですので、一つは入ってもいいかもしれませんが、焦らないでよく調べてから加入しましょう。
 
 
 
 
 

せどりをする人が減った理由。

 

ツールの進化で売れる物が簡単に見つかるようになった今、早い者勝ちです。

 

せどり人口が増えすぎたため、仕入れで競争、販売も競争・・(-_-;)

 

結果、お店に仕入れる物がない、売ろうと思ったら出品者が多数で値崩れ・・・

 

 

でも、その中でも利益を上げている人もいます。

 

今でも専業でやっている人もいます。

 

私も、せどりだけで生活することはできませんがお小遣い程度なら稼いでいます。

 

利益を上げるためのコツ、それが「人と違うことをする」です。

 

 

せどり全盛時、ブックオフの本20%オフや半額セール(当時はこんなおいしいセールバンバンやってたんです)の際は朝からせどらーが並び、一日中お店の中には携帯とかごを持った怪しい人で溢れていました。

 

私は副業でやってましたので、朝から並ぶのは無理でした。

 

仕事終わりの夕方から夜、お店を回るのが精いっぱいです。

 

すでに棚には隙間が目立ち、せどらーすらほどんど姿を消した後。

 

でも、そんな中でも仕入れる物を見つけていました。

 

昔のAmazonはFBAがなかったので自分で発送していたことは前の記事で書きました。

 

この時代、発送のメインはクロネコメール便(※現在、クロネコメール便はありません。)です。

 

クロネコメール便は厚さ2センチまでという制限がありました。

 

その為、ぜどらーの大半は2センチ以上の本は見もしなかったんです。

 

なので私は2センチ以上ある本をチェックして回りました(^▽^)

 

クロネコメール便では送れなくても、郵便局のゆうメールなら送れたので。

 

少々送料が高くなりますが、それでも儲けが出る本はたくさんありました。

 

ちなみにせどらーさんは梱包が楽なので文庫本や単行本など、大きさが揃っている本を選ぶ傾向もあり大きさがバラバラの大型本はあまり見ない人が多かったのでこちらもチェック。

 

結果、夜でも結構仕入れることができました。

 

 

評価の記事で書かせていただきましたが、速達を使ったのも人とは違うことですね。

 

仕入れも販売も、人と違うことをすることによって飽和状態から逃れることができます。

 

 

ちなみに、DVDで私がやってた人とは違うこと、それは・・・

 

 

洋画を売っていたことなのですが、それはまた別の機会に(^^)

 

 

 

 

 

※ こちらはネタバレ全開の解説です。

   ネタバレの詳しい話を知りたくない人は前の記事「スタートレック ピカード」をご覧ください。

   見るか見ないか話の大筋を知ってから決めたい人だけどうぞ

 

 

 

 

 

※ こちらはネタバレ全開の解説です。

   ネタバレの詳しい話を知りたくない人は前の記事「スタートレック ピカード」をご覧ください。

   見るか見ないか話の大筋を知ってから決めたい人だけどうぞ

 

 
 
表のページではネタバレしないようにさわりしか書きませんでしたのでこちらはネタバレ全開でいきたいと思います(^^;)
 
まずこのお話し、スタートレックらしくないです。
 
スタートレックといえば広大な宇宙で壮大な物語ですが、ピカード艦長を中心とした非常に狭い範囲でお話しが進んでいきます。
 
大筋の話を負いながら、ピカード艦長の後悔やトラウマを描く、ヒューマンドラマ的な色が濃くなってます。
 
そういう意味では、タイトルが「スタートレック ピカード」というのも頷ける作りになってます。
 
お話しは劇場版「ネメシス/S.T.X」の後、20年後の世界が舞台です。
 
 
冒頭、エンタープライズDのアップからテンフォワードでデータとピカード艦長。
 

そして、声優さんも当時と同じ声優さん。

 
データはデータの、ピカードはピカードの声です。
 
これだけでもファンにとっては涙ものです。
 
これはピカードの夢なのですが、ここに今回の物語のテーマが凝縮されています。
 
 
場面変わって謎の敵に襲われる謎の少女。
 
彼女はダージ。データの娘であることが明かされます。
 
これだけでもワクワクが止まりませんよね?
 
人間にしか見えないのにデータの娘ということは・・・
 
 
しかも娘は双子。もう一人はソージ。
 
ピカードはもう一人の娘を探しに行く決心をします。
 
 
ダージとソージを生み出したのがブルース・マドックスだと突き止めた彼は、彼を探してフリークラウドへ向かいます。
 
 
所属不明の機体に襲われるピカード達。
 
彼らを助けたのは、セブンオブナインでした。
 
スタートレックヴォイジャー屈指の人気キャラだったセブンの登場、さらにワクワクが止まりません。
 
 
 
そしてもう一人の娘、ソージがいる場所はなんと・・・
 
 
ボーグキューブの中でした。
 
ロミュランの支配下で行われているボーグ再生計画。
 
その計画の一員として、ボーグキューブで活動しているソージ。
 
ソージに迫る危険を回避するため、ピカードはボーグキューブへ向かいます。
 
そこはかつて囚われの身となった場所
 
ロキュータスとして同化されたトラウマがピカードを襲います。
 
キューブの中でピカードを迎えたのは、かつてピカード達によって集合体から自立したボーグのブルーでした。
 
 
ソージのピンチを救い、ロミュランの追っ手を逃れるため、ピカードはブルーの助けを借りソージと惑星ネペンテへ
 
 
ネペンテで出会った一人の少女、ケストラ。
 
彼女は、ディアナとライカ―の娘でした。
 
あのライカ―とディアナですよ、ピカードとの再会のシーンは役を超えて感慨深いシーンで必見です!
 
彼らはクルーとしてではなく、古き友人としてピカードに助力を、そして助言を送ります。
 
人工生命としての自分を受け入れられず戸惑うソージとケストラの交流など、第7話はシリーズの中でも1.2を争う良いエピソードです。
 
 
そしてピカードとソージは仲間たちと最後の目的地へと向かいます。
 
 
 
人類と人工生命との対立を大筋のテーマに、ピカードの内面やトラウマを実にうまく取り入れています。
 
このお話しの主人公は、かつて毅然とした態度で艦を指揮し、クルーを導いていたピカード艦長ではなく、艦隊を離れて年を取り、後悔やトラウマと言った人間としての弱さを抱えた、ジャンリュック・ピカードです。
 
人間としてのピカードを、人工生命としてのダージ、ソージをチューチャーすることによって大筋の話に融合させる、見事なドラマに仕上がっています。
 
全体的に静かに、狭い範囲で進んいくストーリーはどこかスタートレックらしくないドラマを感じさせますが、そこにボーグやロミュランといった要素を取り入れることによってやっぱりスタートレックだと思わせてくれます。
 
最後にはロミュランと惑星連邦の艦隊がにらみ合うといったスタートレックらしい場面もちゃんと用意してくれてます。
 
 
 
そして、物語の最後、ピカードは大切な友の最後の願いを・・・・
 
 
感動必至のラストシーンはぜひご自分の眼でお確かめください。
 
 
 
 
これからご覧いただく方の為に、ネタバレ最小限(全開といえば全開ですが・・w)、大筋だけを書かせていただきました。
 
この記事を読んだだけでもファンの方にはたまらないお話しだと思いますが、実際にご覧いただくと、もっともっと、もーっとたくさんの感動が待っていると思います。
 
特にネクストジェネレーションのファンの皆さん、ピカードやデータのファンの皆さんにはぜひ見ていただきたいお話しです。
 
現在はAmazonプライムでしか配信されていないようですが、それでも見るだけの価値があると私は思います!