今日のNHKの朝ドラの「虎に翼」

せつなくて、泣けました。


伊藤沙莉さん扮する主人公・寅子(ともこ)と

優三を演じる仲野太賀さんの演技力が

とても自然なのに、素晴らし過ぎるのです。


伊藤沙莉さんも仲野太賀さんも

コミカルな役柄からシリアスな役まで

幅広く演じられ、

どちらかと言うとコミカル寄りかなあ?と感じてたんですが…

素晴らしいわ!


例えば、伊藤沙莉さんの

怒りの表情とハスキーボイスで張り上げるセリフ回しや、変顔のシーン。

小さな身体から溢れる演技力はとても迫力があります。


仲野太賀さんのセリフの間の取り方、

そして、空気のような自然な優三の優しい存在、

そう、存在感が半端なく優しいのです。

テレビ画面から溢れる虎子や子供への愛…。

思わず、涙が出てきました。


そして、二人の別れのシーンで

変顔をするシーン。

滑稽なのに、とてもとても悲しかった。


お二人とも、寅子と優三になりきっていて、

表現力・演技力がすざましいですラブ

若手の俳優さんお二人ですが、

これからますます大物俳優になるでしょうねラブ


ドラマでは来週、

第二次大戦下〜終戦ですね。

短い予告編を見たのですが、

日本人として、戦後シーンはあまりにも辛いものと向き合わなくてはなりません。


わたしの親戚には、

南方で戦死した人もいて、

亡き叔父にいたっては、

特攻隊員として出陣する2日前に終戦を迎えたので、

命は助かり、94歳まで長生きしてくれました。

子どものころ、とても可愛いがってくれました。


16才のまだまだ幼い顔の叔父の出征まえの写真をお葬式の時に見ました。

大変困難な時代の日本をここまで支えてくれた

ご先祖様や日本人の方たちのおかげで

わたしはここに生きているのです。


ドラマとは言え、

戦中の実在した人物の苦難のお話しは

胸の痛みとともにやはり叔父を思い出します。

ありがとうございました。


誠実さと共に明日を生きれますように。