恋愛に生きて何が悪いんですか?
何年か前に言われたことがあった。
愛に生きることと
恋愛にいきることは違う。
すくなくとも、当時のその方は違った。
恋は、愛を超えない。
恋焦がれるだけでは愛ではないから。
私が信頼するある方に教えていただいて
読んだ本があった。
岡本太郎さんの奥様を主人公にした
岡本敏子さんご自身が書かれた小説。
主人公は芸術家の岡本太郎を
亡くなるまでずっと支え続けたというお話。
婚姻関係も結ばす
女性関係がたくさんあっても
芸術家なんだから
それぐらいの魅力があって
当たり前
といったようなスタンスで
むしろそれだからいい男なんだと
語るぐらい。
彼の芸術が世界に
認められるために
敏子さんは太郎さんを支えられた。
本来私たちの使命って
地球の次元を上げるためであって
その愛が広がっていくのが
宇宙意識の望み。
恋愛に生きる
っていう響きは
結局愛する
ということよりも
愛される為に
という、自分にしかベクトルが向いていないのだと思う。
パートナーを支え続けた
美しい愛は
結果、広がっていく。
影の存在のようで
敏子さんが社会へ大きな
貢献をしたというおはなし。
恋愛に生きるのではなくて
愛に生きよう。
愛を、超えよう。