「ごめんなさい」
そのメッセージを受けたとき
いろんな感情が入り混じった。
悲しいし恥ずかしいし、
悔しいし。
悔しいし。
前回までのお話↓
困惑と混乱。
じゃあ、なんであのとき、
誘うようなことばっかり言ってたの?
誘ってきてたのはそっちじゃない!?
誘ってきてたのはそっちじゃない!?
泣いた。
悔しくて。
怒りで泣いた。
その時に決めた。
絶対に、綺麗になって
後悔させてやる。
当時は、
カレが背負っていたことが
カレが背負っていたことが
理解できなかった。
私は私でカレに対して「女」という
部分を受け入れて欲しいだけだった
のだ。
旦那さんともセックスレス。
その前の彼とも寸前で遠ざかり。
またか、と。
カレ、というより
どちらかというと、
また、女という部分を受け
入れられなかった。
ということにまた、
傷ついたのかもしれない。
その部分が足りない、
と思っていた私はずっと女性を
磨いてきていた。
周囲からも綺麗だ、
女らしい、
色気がある、
と言われるようになっていた。
でも、好きな人にだけ
愛されない。
何が足りないの!?
こんなに頑張ってるのに!
別に体だけの関係でもいいじゃない!
それすらも受け入れてくれないの!?
そんなドロドロとした
気持ちが絡み合い混ざり合い
ぐちゃぐちゃだった。
仕事は一応していたけれど
これからしないといけないことが
全部ストップした。
天国からの突き落とし。
こんなことあるのか、と。
浮かれてた自分を
思い出したらいたたまれない
気持ちにもなった。
ただ弄ばれただけだったんだ。
いろんなことがずっと
リフレイン。
なんで、
なんで、
なんで?
それぐらい大きなダメージを
受け、それとともに売り上げも
下がっていき。
だって仕事してなかったもん。
自分はほんとに
恋愛体質なんだと思った。
今思えば女性性って、そういう
ことじゃないということがわかる。
私は、ない部分を必死で、
好きな人に埋めてもらおうとしてた
だけだったのだ。
いや、認めてもらいたかった。
私の心の奥の奥にはそんな
根深い少女の私がいたのだと思う。
ただ、抱きしめて欲しいだけなのに。
でもやはり、
それでもカレのことが好きだった。
すごく尊敬していた部分があった。
やっぱり諦めきれなかった。
わたしは逆境に強いタイプ。
らしい。
イヤ、逆境こそ。
そこからわたしの逆襲、
イヤ、
巻き返し大作戦が
始まったのだった。
続きます↓