みなさん、こんにちは^^

いかがお過ごしでしょうか。

 

 

 

昨日は一日雨模様でしたが、

今日の宮城は朝から快晴です。

 

 

 

澄みきった青い空には

不思議な力がありますね。

 

 

 

お天気が良いと何もかも

うまくいきそうな、

そんないい気分になります^^

 

 

 

先日久しぶりに

ブログを更新しましたが、

みなさんからのいいねを拝見して、

 

 

 

こんなに長い間、

音信不通だったにも関わらず、

ブログに来ていただいた上に

優しい言葉までかけていただいて、

 

 

 

本当に本当にうれしかったです。

 

 

 

お返事がなかなか書けず、

申し訳ありません。

 

 

 

みなさんにもこれまでの間、

様々なことが起きていたことでしょう。

 

 

 

東日本大震災や、

東方神起がくれたご縁で

こうしてみなさんとつながることが出来て

災い転じて…という言葉を思い出しました。

 

 

 

みなさんのお気遣いは、

私の回復の原動力になりました^^

 

 

 

こうしてブログを書けるくらい

確実に元気になっていますと、

この場を借りてみなさんにお伝えします^^

 

 

 

さて、今日も、

備忘録代わりの記事です。

病気の内容ばかりですので、

辛い方は読まないでくださいね。

 

 

 

 

 

 

病気を告知された時、

真っ先に頭に浮かんだのは

大学受験を控えた娘のことでした。

 

 

 

高校受験の時もそうでしたが、

大学受験を目前にしても

どうも方向性が定まらない娘。

 

 

 

魅力を感じつつも、

受験を諦めていた大学から

思いがけず指定校推薦がきて

推薦条件を満たしていることが分かり

その大学が一気に第一希望に浮上しました。

 

 

 

遠い遠い県外にある大学です。

 

 

 

推薦志望を出す前にオープンキャンパスに

家族みんなで行こうとなりました。

 

 

 

そう決めた直後、

病気が発覚しました。

 

 

 

ありとあらゆるリスクを想定し

どうしたものかと悩みましたが、

病院のスタッフのみなさんや

夫や両親の意見を踏まえて、

 

 

 

娘に正直に病名を伝えた上で

娘の意志を一番に尊重しようと

考えがまとまりました。

 

 

 

術前や術後の治療に不安を抱えたまま

病院のスタッフのみなさんに

背中を押されてオープンキャンパスに

行きましたが、

 

 

 

その道中、

たくさんの出会いがありました。

 

 

 

詳しくはここでは書きませんが、

そんな出会いの数々が

娘のその大学に対する思いを深くしたようで、

 

 

 

手術を受ける直前、

娘が私に差し出してきた

高校に出す志望届の第一希望の欄には

その大学の名前が書かれていました。

 

 

 

学校の推薦会議はこれからなので

どこに推薦してもらえるのか

まだ分かりませんが、

 

 

 

娘にとっても私たちにとっても

どうか物事が良い方向に進んで欲しいと

今はただ願う事しか出来ません。

 

 

 

ところで今日の記事のタイトルですが、

今回入院するにあたって、

私が病室に持ち込んだ「癒し」が

「ひだまりの民」でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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太陽光でゆらゆらと首を振る、

淡いピンク色をしたこのゆるキャラが

入院中の私を見つめていてくれました。

 

 

 

ベッドに横になって目を開けると

首を傾げてじっとこちらを見ている

のんびり顔にすごく癒されました。

 

 

 

入院中は、病室内にある、

カーテンで仕切られた狭いスペースが

自分だけの空間。

 

 

 

小さな空間の中で、

色々なことがありました。

 

 

 

入院した病院は仙台市内にあり、

病室は眺望の良い高層階でした。

 

 

 

入院中はずっと良いお天気が続いて、

窓を見るといつも薄い澄んだ青空が

目に飛び込んできました。

 

 

 

この病院は、

私が通っていた高校の近くにあって、

窓の外には高校の頃に見慣れた

懐かしい景色が広がっていました。

 

 

 

高校生だった頃の

はるか昔の自分の姿を

思い出してはつい一人笑い。

 

 

 

病院からは

何も制限はされていませんでしたが

点滴やら心電図やら、

身体に色々つけられていたので、

 

 

 

持ち込んだ大量の文庫本を

持ち上げる力もなく読むのもままならず、

そしてやることもなく、

 

 

 

することと言えば

窓の外をぼんやり眺めたり、

フロアをぶらぶらと歩くぐらい。

 

 

 

意外に活躍したのは電子書籍。

タップするだけでページが変わる。

軽いから疲れないし、すごく便利でした。

 

 

 

そんな入院生活でしたが、

娘が朝電車に乗る時に

病院の近くを通る時間を教えてくれたので、

電車が通過する時に手を振ったり、

(でも全然見えなかったらしいです汗)

 

 

 

学校帰りに電車を途中下車して、

娘が病室に寄ってくれることが

ささやかな楽しみでした。

 

 

 

そして遠くまで見渡せる景色と

窓の外にいる人々の日常を見ることが

静かな日々の中ですごく新鮮でした。

 

 

 

入院中に一度だけ、

緊急患者を乗せたヘリコプターが

屋上のヘリポートに着陸したことが

ありました。

 

 

 

ヘリコプターの音が近づいてくると

病院周辺にいたらしい鳥たちが

驚いて一斉に飛び立ちました。

 

 

 

こんな街中なのに

こんなにたくさんの鳥がいるんだと

その数の多さに驚いてしまったんですが、

 

 

 

下を歩いていた人や公園にいた人が

みんな一様に空を見上げているのが

なんとなく不思議な光景といいますか。

(ヘリが降りる瞬間を見たいのですね)

 

 

 

かくいう私も見たいよーと

ガラスに顔をつけんばかりに

見上げたんですが…

 

 

 

ヘリが反対方向から来たらしく

私の部屋からヘリの姿は見えなくて、

離陸する時と着陸する時、

真上から爆音が聞こえただけでした。

 

 

 

受入完了というアナウンスが

館内に流れた時、

私を含めて病室にいた患者さん達みんなで

「良かったね」と頷きあいました。

 

 

 

そんな私達をにこにこしながら

眺めている看護師さんの優しい笑顔を見て

私達もついつられて笑顔になりました。

 

 

 

不自由な事が多い入院生活でしたが、

今でも覚えている、

ちょっとしたうれしいワンシーンです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後までおつきあいしてくださって

ありがとうございました。

 

 

 

どうか明日がみなさんにとって

良い一日になりますように。