みなさん、こんにちは^^

今日はどんな一日になりそうですか?

 

 

 

今日の宮城も晴れていますが、

少しくすんだような

白い空が広がっています。

 

 

 

昨日久しぶりにパソコンを開き、

なんとかブログを書くことが出来たので

今日もリハビリがてら書いています。

 

 

 

仕事に戻ったら、

一日中パソコンに向かい、

今こうしているこの時間帯は

間違いなく仕事している時間になります。

 

 

 

トン友さんが素敵な言葉を

プレゼントしてくださいました。

 

 

 

『いっぺんには無理だから少しずつ。

いい加減ではなく良い加減で。

今まで忙しかったから

人生の休息期間だと思って』

 

 

 

少しずつ前に進めるように

休息を楽しみながら

復帰の準備をしていきたいと

思っています^^

 

 

 

この記事はリハビリを兼ねて、

備忘録がてら書いています。

 

 

 

病気に関する、つまり、

明るい内容ではありませんので

辛い方は読まないようになさって

くださいね。

 

 

 

10年ほど前、

初めて受けた市の集団検診で

要再検と診断されました。

 

 

 

すぐ市外の専門医に行って

再検を受けたところ、

異常なしと言われましたが

 

 

 

今後は集団検診ではなく、

専門医のもとで

定期的に検診を受けたほうが良いと

アドバイスをいただきました。

 

 

 

それから数年たち、

自宅の近くに専門医が開業したので、

2011年3月12日。

その病院に検診の予約を入れました。

 

 

 

みなさんもご存知の通り、

予約日の前日に

東日本大震災が起こったので、

 

 

 

ライフラインが復旧して

病院が再開したのは、

予約日から数えて

2週間後のことでした。

 

 

 

以来ずっとその病院で

検診を受け続けていたので

今年も数ヶ月前に予約を入れて

病院に検診を受けに行きました。

 

 

 

いつものように会計して

また来年、と帰るつもりが

検診から診察に切り替えられ、

突然「がん患者」になってしまいました。

 

 

 

昨日まであんなに元気だったのに

もう疾患前の自分が

遠い昔のことのように思えました。

 

 

 

告知を受けてから

様々な精密検査をしました。

 

 

 

それまでは、

私はまず仕事を第一に考え、

仕事に合わせてスケジュールを

決めていました。

 

 

 

ですが、告知を受けた途端、

仕事のことよりも

病気が優先になりました。

 

 

 

病院からは

病名を会社に伏せるか?

それとも明らかにするか?と

言われたのですが、

 

 

 

病気を会社に隠したまま治療を続け、

自ら命を絶った人の生き様を

ずっとそばで見ていたことがある私は、

 

 

 

病気が発覚してすぐ、

会社と同僚全員に病名を伝え、

治療を優先したいと申し出ました。

 

 

 

こうしたことが、

会社の中に置ける自分の立場に

後々凶と出るか吉と出るかは

神のみぞ知るところです。

(経営のみぞ知る、かな)

 

 

 

これから同じ病気の人、

もし違う病気にかかった人にとっても、

収入を得るということは、

 

 

 

生きるためにまず必要なことだと

感じました。

 

 

 

私の治療はこれからですが、

私自身が闘病生活を明らかにすることで、

 

 

 

仕事をしながらでも

病気治療を出来るんだと

周りに受け入れていただければと

そんなふうに考えているところです。

 

 

 

だからこそ頑張りすぎず、

少しずつ前に進んでいきたいです。

 

 

 

 

・・・さて、

今日のブログのタイトルにした、

『ひだまりが聴こえる』ですが、

これは、文乃ゆき原作のBLコミックの

タイトルです。

 

 

 

 

 

 

 

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中学時代に発症した突発性難聴のせいで

周囲から何かと誤解を受け、

大学生になった今も

人付き合いが苦手な航平が、

 

 

 

明るい性格で思ったことを何でも口にする

同級生・太一と知り合うことから

ストーリーが始まります。

 

 

 

「聴こえないのはおまえのせいじゃない」

 

 

 

太一のそんな言葉に救われた航平は、

いつしか太一に対して友情を超えた感情を

抱き始めるようになって・・・。

 

 

 

この作品が実写化されたのですが、

首都圏や関西方面の一部の小規模?な

映画館でしか上映されないことを知り、

リアタイでは見られないと諦めていたのですが、

 

 

 

仙台でも一週間という

期間限定で上映されることが決まり、

絶対見に行く!と意気込んでいたところに

病気が発覚(_ _。)

 

 

 

上映時期が入院直前で、

しかも夜1回しか上映がない。

 

 

 

「風邪には十分気をつけてください。

手術が出来なくなりますからね」

 

 

 

病院から何度も釘を刺されていた私は

この時期、急に気温が下がる仙台の夜、

私の身体は果たして大丈夫か?と

何度も自分に問い続け、

 

 

 

この作品を観ることが

今の自分にとって必要だと思う。

 

 

 

家族に反対されるかも・・・と

さんざん悩みつつも、

 

 

 

密かに防寒対策をして、

買い物の帰りに「行きたい所がある」と

思いついたように

いきなり夫に切り出し、

 

 

 

映画館の近くの通りで

車から下ろしてもらいました。

 

 

 

大事な時期なのに、

しかも寒い夜に映画なんてと、

 

 

 

夫から反対されるのではないかと

構えていたのですが、楽しんでおいでと

送り出してくれました。

 

 

 

ですが、その映画がBLだとは

最後まで言えませんでした(;^_^A

 

 

 

私を含めて、

観客がわずか4人だけでした。

上映期間が短かすぎるのと

夜一回だけというのがネックだったのかも。

 

 

 

『聴こえないのはおまえのせいじゃないだろ』

 

 

 

劇中のそんな太一のセリフが、

 

 

 

「あなたが好きで病気になったわけじゃない。

自分のせいで病気になったわけじゃないんだから

決して自分を責めてはいけない」

 

 

 

そんなふうに繰り返し繰り返し、

私に語りかけてくれる周りの言葉と

航平の姿が今の自分に重なって見えて、

 

 

 

映画を観ていて

涙が何度も何度も溢れました。

背中を優しく撫でてもらっているような

そんな気がして。

 

 

 

手術を受ける直前の寒い夜、

心がじんわり温まった映画のお話でした。

 











【10月4日追記】

実写版映画「ひだまりが聴こえる」

仙台で追加上映が決まったそうです。

お近くの方、よろしかったらぜひ♪





実写映画『ひだまりが聴こえる』の【仙台】追加上映が決定!
◆上映劇場◆
桜井薬局セントラルホール
◆上映日時◆
10/8(日)~10/20(金)  連日17時30分
劇場サイト→goo.gl/DrPQAf



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最後までおつきあいしてくださって

ありがとうございました。

 

 

 

お仕事の方、今日も頑張ってくださいね。

お休みの方、どうぞ良い休日を^^