みなさん、こんばんは^^



いかがお過ごしでしょうか?



2月も今日が最終日です。



昨日の宮城も快晴でした。
最近まで暖かい毎日が
続いていたのですが、
ここ数日は真冬に戻ったような寒さです。



それでも昼間、
強い風が吹くたびに、
もうすぐ春なんだなあと感じます。



ところで娘の高校では、
明日3月1日が卒業式です。
在校生もみんなでそろって
3年生を送ります。



卒業式を迎えられる
お子さんをお持ちのみなさま、
良いお天気でその日を迎えられると
良いですね^^



それにしても、
月日がたつのは早いものです。
娘も4月からは高校2年生です。



念願の韓国語の授業が始まるので
教科書が届くのを楽しみにしています。



韓国語のクラスで
KーPOP好きな友達が
見つかるといいなーなんて、
毎日言っています。



今の娘のクラスは、
アニメ好きな人が多いらしく、



なんとか話は合わせるものの
休み時間毎に続くアニメ談義に
ちょっと娘はお疲れ気味です(;^_^A



クラスで今一番人気のアニメは、
なんといってもご当地アニメの
「ハイキュー!!」なのだそうです。






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宮城での放映時間は、
火曜日深夜の2時。



高校生とはいえ、
さすがにリアタイで見る人は
いないらしく、
録画で見ている人がほとんど。
ちなみに私も録画で見ている一人(笑)。



私がハイキュー好きなのを
娘の友達もみんな知っているので
先日娘のお友達から
こんなプレゼントをもらいました。
影山飛雄こと「とびおちゃん」。
(これはお借りした画像です)





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コンビニで売っている
十六茶についているオマケ。
こんなふうに全種類テーブルに並べて
喜んでる私(〃∇〃)
(これもお借りした画像です)






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ちなみに私の一番のお気に入りは
娘のお友達に言わせると、
「ウザい脇キャラクソ川」こと
「及川さん」だったりします。
ちなみにこの人↓






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及川さんは、
ハイキューのキャラの中で
一番のイケメンという設定。



私、以前はチャラいキャラや、
イケメンキャラは
好きじゃなかったんです…(;^_^A



最初の頃は、この及川さんのこと、
なんだかなーという感じでした。



影山に対して
すっごく大人げない態度取るし。
(ほんと、いじわるなんだもん)



及川さんは、主人公二人の敵役。
そして影山の中学時代の先輩であり、
主人公二人の前に立ちはだかる
青葉城西高校の主将でもあります。



人目をひく華やかな容姿をもち、
観客席の女子から
いつもキャーキャー騒がれていて、
物腰も柔らかい上に愛想も良い。



でもバレーをする時は、
それを全部振り捨ててコートに入る。



バレーに対しては、
限りなくストイックな人。
計算高く冷静でしたたか。
ピンチをチャンスに変えられる人。



全てに恵まれているように見える
そんな及川さんですが、
いつも心の底に劣等感を抱えています。



天賦の才を持つ者に対する嫉妬。



天賦の才を持つ者を越えるために
誰よりも努力して、その努力を
試合本番で発揮出来る精神的な強さも
持っています。



かっこよくて優しくて、
魅力的なキャラが
他にたーくさんいるのに、



ウザキャラと言われてしまう
及川さんのことをなぜか、
すごく気に入っちゃった理由です。



私はどうやら、
見た目と中身にギャップがある人、
努力家に惹かれるみたいです。
それとイケメンなこと!(笑)。



とどのつまりはリアルなイケメン二人が
おつとめ中なので、
アニメのイケメンに現実逃避してます。



…って、トンネタゼロで
ほんとすみません…m(_ _ )m






さて、今日は妄想小説です。
すごく久しぶりに
「 青い空を見上げて 19」の続きです。



今日は、
萌えの表現が少しだけありますが
全然大丈夫なレベルです。



それでも、
顔面管理に自信がない方、



背後注意、
前後左右確認OKですか?



これは全てフィクションです。
どうかお気になさいませんように。
軽く読み流してくださいね。



BL小説ですので、
BLが苦手な方はページを
変えてくださいね。



続き物になります。
続きはまた、後日に^^












青い空を見上げて 20













チャンミナが
目を大きく見張って聞き返す。



「明日から毎日ここに来る?」



「そう。毎日ここに来る。
オレがおまえの運転手になる。
おまえを迎えに来て、
帰りはオレが送る」



まつ毛の長い綺麗な目を見ながら、
オレは、はっきりそう答えた。



「…はい?
自分が今何言ってるか
分かってます?」



「分かっているよ」



チャンミナは、
オレの視線を避けるように
目を逸らした。



「いきなり…
どうしたんですか?」



「別居は…期限付きだと思って
我慢することにした。
だけど、おまえと一緒にいるには、
どうすればいいかオレなりに考えた。
すれ違いはもう嫌だから」



「だからって何バカ言ってるんですか。
そんなこと出来るわけないでしょう。
いつも一緒に仕事するわけじゃないんだし」



分かっているよ、と
再びオレは大きく肩をすくめてみせる。



「さすがに毎日は無理だと思う。
でも、オレがおまえに
スケジュールを合わせれば、
なんとかなるんじゃないかな?」



「なんとかなんて、そんな…
送迎なんて、
あなたがすることじゃないです。
だいいち危険だし、
もし事故でも起こしたら…」



「事故なんか起こさないよ」



平然と言い返すオレに向かって、
チャンミナは眉をひそめる。



「絶対にダメです。そんなこと」



「ダメじゃない。
少なくてもオレは
ダメだと思っていない。
オレは運転が上手いし、
ちゃんと保険にも入ってるし」



「そういう問題じゃないですよ」



「その程度の問題だよ。
事務所のスタッフに比べたら、
オレの運転のほうがはるかに上手いし、
安全だと思わない?」



「比べる相手によります」



チャンミナは憮然として言う。



「あなたがしようとしてることは、
間違いなく事務所に迷惑をかけます」



「かけないようにする」



そうじゃなくて…!と
チャンミナは声を荒げた。



「迷惑って、
かけないようにしていても
かけちゃうものですよ。
なんだか、あなたらしくないです」



「オレらしくなくてもいい」



唖然とした顔でチャンミナは
オレの顔を凝視している。
震える拳で口元を覆い、
何度も目をしばたたかせた。



「そんなこと…
事務所は絶対許さないですよ」



「許可なんて必要ない。
勝手にオレがするんだから」



「今回のことだって、
事務所はあなたのことを
心配しているから…なのに…。
それなのに背くんですか」



「背くことになるんだろうね。
だけど自分の心配は自分でする。

自分のことは自分で守る。
おまえのこともオレが守る。

子供じゃないんだから、
自分のことは自分で考える」



チャンミナの言葉の全てに
間髪入れずにオレが答えると
チャンミナは、ああ…と声をあげて
しゃがみ込み、頭を抱えた。



「あなたがそんなことしたら、
僕は一体何のために
あのマンションを出たのか…」



「おまえの気持ちはありがたいと
思っている」



おまえが苦しんでいるのは、
全部オレのせいだ。



「だけど、それは、
オレのためにはならない」



わざと低く強い口調で言い放つと
チャンミナは困惑したように
顔を上げた。



そんなチャンミナを
オレは射抜くような視線で
じっと見つめ返す。



「おまえが出て行くと言った時、
力づくで止めるべきだった」



「止めなくて良かったんです。
あなたを守れるなら、僕はそれで…」



かすれきった声で
チャンミナがそうつぶやくと、
そうだったなとオレは穏やかに言った。



華奢な身体。
筋張った細い腕。
襟足の髪が渦を巻いて、
うなじに可愛いらしく張り付いてる。



オレは手を伸ばして、
チャンミナの小さな頭に触れた。



少し癖のある髪を
毛の流れに沿って何度も撫でる。



「ちょっと、やめてください」



チャンミナは、
手を振り払おうとはせずに
うつむいたままで言う。
声は少しくぐもって聞こえた。



耳のあたりを指先で撫でながら、
顔をのぞき込んだ。



「オレが送迎するのは反対?」



オレがそう問いかけると、
チャンミナが少し時間を置いて、
押し出すように答えた。



「…反対です」



「でも、嫌じゃないよね?」



「嫌、です」



「本当は嫌じゃないって言って」



顔を上げたチャンミナは
オレを強く睨みつけていたが、
少し潤んでいるように見えた。



涙をぼろぼろ零して、
泣いてくれればいいのに、と
思った。



本音をさらして、
嫌じゃない、本当はうれしいと
ここで泣けばいいのにと、



抱きしめて甘やかしたいのと
同じくらいの強さでオレは思った。



「嫌だったら嫌なんです…!
ここに来られるのは嫌だし、
送迎なんて僕は絶対反対です!」



頭を振って必死に否定する
チャンミナを見ていると、
いじらしさに胸がゾクゾクした。



「…わかったよ。
おまえは嫌なんだね」



「え?」



「でも、
おまえの意見はもう聞かない」



あっさりそう言い切ったオレを
びっくりした顔で見上げた
チャンミナの首根っこをつかみ、
強く引き寄せかみつくように口づけた。



チャンミナは身体を強張らせ
抵抗するように
腕を突っ張り顔を背けようとする。



「ご、誤魔化すの、やめてくだ、さい」



オレは無理矢理、
チャンミナの後ろ頭を押さえつけ、
強引に角度を変えて口づけを続けた。



濡れた音をたてて何度も吸い上げ、
舌先で唇をつついて開くよう促すと、
閉じていた唇がうっすらと緩んだ。



「…んっ」



喉の奥から漏れた甘い声を
聞いた瞬間、
オレは小さく笑った。



唇の隙間をこじ開けて
チャンミナの口腔を舌先で
撫で回すと
やがておずおずと絡ませてきた。



チャンミナの両手が、
ぎゅっとオレの背中を掴む。
一心に縋られているようで
オレの胸が熱くなった。



自分の心臓を打つ音が、
これ以上ないくらいに速くなる。



慣れ親しんだ唇をとらえて、
口づけはどんどん深くなる。



興奮してくる。



口づけをしながら、
気持ちいい…?と
小さくたずねてみる。



舌足らずな声で、
素直に気持ちいいと言われた途端、
思わず理性が飛びそうになった。



今なら多分、
何をしても受け入れて
くれるような気がする。



流されているというか、
流されたいと
チャンミナが思っていると
確信出来る時がある。



衝動のまま押し倒し、
思い切りかき乱されても
構わないと思っている時。



いっそこのまま服をはぎ、
事に及んでしまおうか。



だけど、今は。



このマンションに入る時、
エントランスで向けられた、
無数のカメラを思い出す。



何時に部屋に入って、
何時に部屋から出て来た。



下世話な話だ。



無性に入れてしまいたい、
そんな衝動を押し殺し、
少しずつ少しずつ、
なだめるような口づけに変えていく。



「もうおまえに選択権はあげないよ」



ほんの少しだけ唇を離し、
間近からわざと低い声で言う。



「オレはこのマンションに来る。
だから、おまえも、
これからは、
オレのマンションに来るんだ」



そんな、と抗議の声をあげた唇を
指先でそっと押さえる。



「どこの誰にも
遠慮する必要なんかない。
…だからおまえは、
話題づくりのために
女に会ったりする必要もない」



チャンミナは大きく首を振ると、
「でも、そうでもしないと」と
胸をあえがせて言った。



涙をこぼしそうな瞳に訴えられても、
だからそうじゃなくて、と
オレはトーンをさらに下げた。



「チャンミナ、
いい加減にしろよ」



オレの声にハッとして
目を見開いたチャンミナは
身体をすくめてオレを見つめた。



「でも、そうでもしないと、」



「だからそれはもういいって。
オレが言っているのはそうじゃない」



チャンミナが、オレの言葉を
素直に受け入れるなんて思っていない。



だけど、
オレはもう決めた。



チャンミナが、事務所が、
オレのことを心配して何をどう言おうが、
そしてそれで外野が何を騒ごうが、
もうどうでも構わない。



「オレのことはおまえじゃなく、
オレが決めるって言っているんだ」



どんなに泣かせてもいい。
辛い思いをさせても構わない。
この男は甘んじて
全てを受け入れてくれるはずだ。



だからそのかわり、
溺れるくらいの幸せで
いっぱいにしてやりたいと思う。



「もう我慢するのはやめよう」



チャンミナの背中を強引に
抱き寄せると、
不思議と抵抗はしてこなかった。



「それだけが言いたくて
今日はここに来た。
困らせてごめん」



シャツ越しに速い鼓動を感じる。
その肌の熱さを感じる。
もう流されたがっている。



「だけどおまえは、
ずっとオレのそばにいるんだ」



何をどう言われても、
離すつもりはない。
そのためならきっと
どんなことだって出来る。



「嘘はつくなよ」



まだそれでも迷ったように
抱きしめたチャンミナの身体が
小さく揺れた。



「本当は嫌じゃないくせに」



おどけた声でそう言ったオレの顔を
チャンミナが何とも言えない表情で
見つめ返した。



次第にうつむいてしまった
チャンミナの身体を抱きしめて
肩口に顔を埋める。



しばらく時間がたってから、
されるがままでじっとしていた
チャンミナがぽつりと呟いた。



「やっぱりあなたは頑固な人ですね」



大きなため息をひとつ吐いて、
言葉をつなぐ。



「結局最後は自分の意志を押し通す」



その言葉を肯定するように、
強く抱きしめ返す。



だけど、おまえはそういうオレが
好きなんだろう?
ちゃんと分かっているよ。



言葉にはせずに胸の内で呟く。



おまえの気持ちはオレのほうが
よくわかっている。



「もう離さないよ」



穏やかにそう口にして、
弾かれるように顔を上げた
チャンミナの両手をすくいあげて
両手で包み込んだ。



決して小さいとは言えない手。



ひ弱さの欠片すらない、
庇護が必要なか弱い存在でもない、
どこから見ても力強い、
一人の男の大きな手だ。



そんなことだって
オレ達は当たり前に知っている。



その上で、
一緒にいたいと強く願ってる。



指の一つひとつに
確認するように丁寧に口づける。



「オレはね、これからもずっと
おまえから離れないから」



「ヒョン、あの、僕は…」



そい言いかけて、
チャンミナは顔を歪ませて
固く息を詰める。



「大丈夫だよ、チャンミナ。
誰から何を言われようと、
何をされようと、
明日も、明後日も、何年たっても、」



「何年、たっても?」



オレの言葉を反芻した顔に向かって、
オレはわざと微笑んで見せる。



「何年たっても、
オレはおまえのそばにいるだろう」



チャンミナは瞳を大きく見開き、
ごくんと息をのむ。



その丸い頬をするりと優しく
撫でてやりながら、
オレは言い聞かせるように
首をかしげてささやいた。



「だから、大丈夫」



心配はいらない…と、
のぞき込んだ瞳が泣いているように
大きく揺れた。



何度かその瞳は瞬きを繰り返し、
頬を撫でる手のひらに
ためらいがちに顔を傾けた。



安堵したような色を浮かべて
目を閉じたチャンミナを見て、
じんわりと胸を熱くしながらも、
オレは自嘲じみた笑みを浮かべた。



チャンミナに伝えた言葉は、
いわば呪文だ。



いくら強く願っても、
高い障壁が立ちはだかっている。



それを越える覚悟と
越えない覚悟とを、



常に問われる関係において、
不安感や焦燥感が消え去るのは
二人きりでいる時だけだ。



相手を信じるとか、
信じないとか、
そういう次元ではなくて、
誰かを好きだという想いを抱いた時、



誰もの胸にわき上がる、
多くの不安や葛藤。



そんなネガティブな想いの全ては、
儚く消えてしまう言葉を、
真摯に丁寧に何度も何度も
重ねていくことでしか、
軽減することが出来ない。



だけどオレはチャンミナのことが
愛しくてたまらないから、
何度でもいくらでも、
呪文の言葉を重ねてゆく自信はある。



「オレが大丈夫だと言うんだから、
絶対大丈夫なんだよ」



チャンミナに、
自分に、
言い聞かせるようにつぶやく。



葛藤も不安も何もかも、
全部オレが引き受けるから、
ただおまえは
そばにいてくれればいい。



あたたかい身体を抱きしめていると
願ってやまない言葉が
心の底からあふれてくる。



明日も明後日も何年たっても、
変わらずに、
おまえがオレのそばに
いてくれますように。































…つづく





































いつも来てくださっている方、
ふらっと立ち寄ってくださった方、
最後まで読んでくださって、
ありがとうございました。

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