もうすぐ、
日付が変わろうとしています。




今日、2月18日は、
チャンミンの誕生日。




今日の宮城は
一日とても良く晴れました。




仕事の合間に
澄みきった薄い水色の空を見るたび、




刺すような寒さに縮こまりながらも
すぐそこまで春が来ているのだと
実感します。




空を見上げるのは、
大抵会社にいる時。




ちょっと一息つきたい時、
うれしいことがあった時、
悔しい思いをした時や、
辛いことがあった時、
怒りでどうしようもない時。




不意に一人になりたい、
と思った時。




外に出て空を見上げるのですが、
いつも空は一つにつながっていると
実感します。




仕事をしている時、
空を見上げて、
自分の中のスイッチを切替えます。




ふとそんな時、
私は強く思うのです。




つまらないと
思うわけではないけれど、




会社だけの世界に
いつも自分はいる。




もっと広い世界を見なくては。




そんなふうに思っているのに、
自分の世界は広がらない、と。




現実社会においては、
自分のやりたい仕事ではなかった分野に
身を置く人のほうが多いことでしょう。




まぎれもなく私はその一人であり、
自分の世界の狭まりの原因を




どうしても、
そこに結びつけてしまう
きらいがあります。




ですが、




自分のやりたい仕事とは違う分野に
はからずも身を置いて、
そこにやりがいを見いだした人を
私は知っています。




東方神起のチャンミン。







{DACE17D1-8DFA-4504-ADC5-AE2C19E730B9:01}






2007年の「BARKS+」の
インタビューで、
チャンミンはこんなふうに話しています。





「僕は最初、
歌やダンスが本当に好きで
この世界を目指していた
他のメンバーとは違って、

検事になりたくて勉強ばかりしていた
人だったので、
何度も”普通に学生をしていたら…”と
思うことがありました。

こんなことを言うと、
一生懸命に歌を目指している人に
失礼だと思うんですけど、

最初、自分が歌の道を選んだことに
凄く迷いを感じた時期もあったんです」





チャンミンを経歴を知ると、
かつてのあの時期を差し引けば、
浮き沈みの激しい芸能界にデビューし
成功するという意味で、




まるで絵に描いたように
順風満帆に歩んできたように
とられてしまいがちですが、




本人の中には、
私達が想像出来ないような
たくさんの葛藤が
あったことでしょう。







{6A340504-9AC2-4AF5-BF74-6428C169091C:01}








「でも、メンバーの存在や
ファンのみなさんの存在が
僕の気持ちを変えてくれたんです。

歌を歌える喜びと、
伝わった時の感動と、

”シム・チャンミン”として
愛してもらっているという暖かさを

本当に徐々に
感じられるようになっていったんです。

そう思えるようになってからは、
僕の中で、
歌は何よりも大切なものになったんです」





大切なことは、
自分の仕事は単に生きていくために
賃金を稼ぐということではなくて、




家族も含めて、
必ず名前も顔も知らない、
どこかの誰かの、




生活の一部になっているということに
気がつくこと。




心を込めて仕事をしていれば、
必ずその心は
誰かの元に届く。




そのことをチャンミンの言葉は
私達に教えてくれています。







{D8BE817B-BAB2-44C5-9548-C37DCBAB4CEC:01}








「東方神起として行動するようになって
客観的に物事を考えられるように
なってきたんです。

昔は本当に自分の中だけに閉じこもって、
どこにも吐き出せない思いを
自分の心にぶつけて、

拳を床に叩き付けていた時期もあったけど、
それじゃあ解決にならないってことを
教えてもらったんです。

悩みがなくなったわけじゃないけど、
悩みを越えられる強さを持つことができたから」





仕事の善し悪しや評価は、
自分自身ではない第三者が
握っていることが
往々にして多いことでしょう。




周りから、
自分が望んでいたような評価を
されていないと気づいた時に、




「面白くない」とか
「投げ出してしまいたい」とか、




やりきれない思いになった記憶は
誰にでもあると思います。




でもそんな時、
とても難しいことだけれど、




チャンミンが言うように、
客観的に自分の置かれた立場を
見つめてみる。




そうすると、
例えば、




自分が企画した提案や
作り出してきた様々なものや
普段の電話での対応だとか、




その他様々な仕事は、
伝える手段に違いはあっても、
必ずどこかの誰かに繋がっている。




そのことを、
知れば知るほど奥が深いと感じて、




そして、




自分の仕事に誇りを持てるように
なれたらそれはとても
幸せなことですよね。







{985CC618-76C0-457B-B296-FC437E9B9162:01}







「きっとみんな、
いろんなことにつまづきながら、
いろんなことに悩んで
生きていると思うんですけど、

その悩みを無理に解決しようとしなくても
いいと思うんです。

若いうちは、
その悩みがいつか成長という形になって
自分に帰ってくると思うんです。

生きてきたら、
ずっと違う悩みは生まれてくる。
それは避けられないことだと思うから」





たとえどんなに小さなことでも、
心を込めて、
誠心誠意がんばっていれば、
必ずどこかの誰かのためになっている。




その笑顔は、
直接自分のところに
届くものばかりではないけれど、
それでも必ず誰かを笑顔にしている。




それが、
生きているっていうこと。




それが、
年を重ねるということ。




インタビューの最後にある、
チャンミンからのメッセージです。




「僕もみなさんも
それぞれ違う道を歩いているから、
悩みはそれぞれ違うと思いますが、
お互い頑張って生きましょうね!」










{5AC3BA8B-106C-473A-A266-CD89AF0019EF:01}








誕生日の今日、
チャンミンは、




どんな一日を過ごしたのでしょう?




たとえ、
どんな一日を過ごしたとしても、
チャンミンが元気でいてくれるだけで、




幸せな気持ちで、
笑顔になれる人が
この世にはたくさんいるのです。




そしてそんな人一人ひとりの笑顔が
どこかの誰かを
きっと幸せにしていることでしょう。




これからも健やかに、
そして豊かに、
年を重ねてくださいね。




いつも私達に
夢や希望や勇気をくれて
ありがとう。




チャンミン、
お誕生日おめでとう。
















{D69B7E3A-FAA3-41F6-AFED-E1C0B747828C:01}














































画像はお借りしています。
ありがとうございます。