前世を見ていて、

今世は…

日本人である事。

お腹いっぱい食べれる事。

家がある事。

眠れる事。

命が保証されてる事。

好きに行動ができる事。

人生の選択を自分でできる事。



数え切れないくらいの有り難さを感じる。





見えてくる前世の世界では…


お腹がすいてる。

家がない。

人権もない。

行動も制限されている。



色んな世界があって、

自分の弱さ

卑怯さ

醜さ

浅はかさ

汚さ

狡さ




そんな姿を見て…



そして…

そうせざるをえない悲しさと向き合う事がある。







世界を、

神を、

時を、

人を、



そして、すべてを恨み絶望した時もある。











融通なんかきかせてもらえない。

生きる価値さえない。

簡単に死ねない地獄も。

死ぬよりも辛い心が壊れた状態も。

痛み無く死ねるありがたさを知った時も。







それでも、

それぞれの世界で、





『生きたい』

という力強い意思の元立ち上がっても、

すぐに足が傷だらけと気付き…

震え、

また崩れ落ちる。






“仕方なかったじゃないか”





そう自分を納得させようとしても、

簡単にはいかない。





その言葉の中にどれだけの“想い”を押し込めてるのか。





“あの時”の“あの感情”が、今の私にこびりついている。





『いい人でいたい』



そんな自分の感情に向き合うと、薄汚れた自分が見えてくる。





『愛されたい』





そう思うと、穢れた自分が見えてくる。







そう…、汚い。

けど、それが…人間…。

私は人間だから…。





人を傷つけた事もある。

許されない過ちをおかした事もある。



そんな自分を…





“許そうとはしない私”


“仕方なかったと寄り添う私”の間で揺れながら…



少しずつ…



『許せる』



を増やしたい。





そう…思う。







“生きる”



とは…、


何だろうか…。











改めてそんな考えを巡らせる。