​水イボについて

今回は夏に多い皮膚疾患

水イボ

について紹介します!


水いぼは伝染性軟属腫ウィルスを原因とする

皮膚疾患1つです。

伝染性軟属腫ウイルスが

皮膚の小さな傷や毛穴から入り込み

いぼとなって皮膚にあらわれます。

潜伏期間は、2週間から数か月といわれています。

水いぼがつぶれ、そこにいるウイルスが

自分や他人の皮膚の傷や毛穴に接触することで

そこの皮膚の細胞に感染します。


かゆみがあるため患部をひっかきやすく感染を

自分、家族、お友達にも広げてしまう恐れがあり、

皮膚の接触、タオルの共用などで感染することが

多いと報告されています。




​治療法


自然に治るまで待つ

水いぼは平均的に1年ほどで完治する疾患です。

ほかの治療法では痛みやアレルギー反応を起こす

可能性もあるため、

お子さんが治療で怖い思いをしないようにと

自然治癒を選ぶ方もいます。


摘出する

トラコーマせっしと呼ばれるピンセットを使って、水いぼを摘除する方法です。

この方法で水いぼを摘除した後は、

入浴や水泳も可能です。

痛みを軽減するために

麻酔を含むテープを事前に患部に貼り、

摘除をする方法もあります。


凍結療法

水いぼの治療に液体窒素を用いる方法もあります。ウイルスを直接凍結できるため

治りが早いこともあります。

凍結療法は12週間に一度くらいのペースで、

3回程度行います。


外用薬・内服薬

銀イオンクリームなどの外用薬を用いる方法や、

内服薬として

ヨクイニンを補助的に用いることもあります。


何か皮膚の症状で気になることが有れば、
お気軽に柊ひふ科クリニックへご相談ください☆

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