ここのところ、朝の情報番組でも取り上げられて目にする事の多い


『長引く咳』


原因は様々で

風邪 花粉 黄砂

天候 気温 寒暖差 湯気や冷気

疲労やストレス

百日咳やマイコプラズマ肺炎だったり

咳喘息だったり。



『長引く咳』に我が家の長男が

かなり長い期間、悩まされています。


長い話ですが、お付き合いいただけると幸いです。




一昨年の冬にインフルエンザに罹ったのが始まり。


咳以外の症状は治まったのですが

咳だけずーっと残りました。

やっと咳が治まったと思ったら

新たに風邪をひく。

咳だけが残る…

その繰り返しでした。



風邪や感染症が流行る時期

季節の変わり目

花粉の飛散が多い時期

梅雨時や台風の時期

長期休み明け

ざっくり夏以外

ほぼ体調不良ですタラー


詳しく書くと


風邪をひくたびに

(赤ちゃんの頃からお世話になっているかかりつけの小児科はその都度受診しています)

鼻水や痰、喉の痛みは処方された薬で治まるのに

咳だけがずっと残ります。

咳のし過ぎで胸(肺)が痛くなるくらい。

やっと治った頃に、また風邪をひいて…アセアセ

かわいそうなくらい薬漬けでした。


幸いにも熱はなく、咳だけなので

小児科にかかりつつ、薬を飲みつつ

学校に行っていました。

(学校からの了承は得ています)



本格的に、体調に支障をきたし出したのが

昨年の夏休み明け。


咳、頭痛、吐き気、めまい、腹痛、倦怠感。


朝体調が悪く、学校に行けなくなってしまったのです。


午後からは、元気になります。

食欲も出て、楽しくゲームができるくらい。

ワーキャーしている声が部屋から聞こえてきます…。


学校を休んでも、午後からは元気なので

夕方から塾に行くように言うと

体調を崩します。


学校を休むことによっての勉強の遅れや

登校できても

咳で集中できなかったり

授業中居眠りしがちのため

塾での勉強のフォローが必要と

私たち夫婦は判断をしていました。



いろいろとネットで調べて

起立性調整障害を疑い

(思春期の子どもに多く、中学生の1割が発症する、自律神経の乱れからくる不調。長男の周りには診断を受けて薬を処方してもらっている子が数人います。)


総合病院の小児科を飛び込みで受診しました。(以前より何度かの受診歴あり)

問診、診察、血液検査、レントゲン

確定診断はできないけれど


起立性調整障害であろうとの診断でした。



翌日、総合病院を再受診し

心電図、起立性調整障害の検査をしましたが


検査結果は、どれも異常はなく

少し脈の数値が高い程度。


起立性調整障害はグレー診断でした。



水分・塩分を多めに摂って

規則正しい生活をする。

時間に余裕をもって朝起きたら

しばらく椅子に座って

体をならしてから動き出す。

朝起きたら出かけるまでの間、一切横にならない。

適度に運動をする。

などのアドバイスをもらい

頭痛用に鎮痛剤を処方されました。

(グレー診断のため起立性調整障害の薬は出ません)



本人に心当たりを聞いても

学校も部活も塾も友だちも

何も嫌ではないし

問題はない。

行きたくないわけではなく

ただただ、調子が悪い。



学校へは行けたり

行けずにリモートにしたり

(この頃はまだ対応していただけた)


遅刻の連絡をして、体調が整い次第登校したり

(登校できないことも多かった)

登校しても早退してきたり…

そんな日々を過ごしていました。



その後、続く咳でかかりつけの小児科を受診しましたが


どれだけ手を尽くしても

(気管支拡張剤や貼り薬、吸入器、漢方も試しています)


一向に改善されないため


総合病院に紹介状を書いてくださいました。

(赤ちゃんの頃からお世話になっている、ベテランの小児科の先生でもお手上げでした)



紹介状を持ち、総合病院の小児科を受診し

起立性調整障害を診ていただいている先生に担当していただきました。


(グレー診断を受けてからひと月後くらいの話です)



問診、診察、血液検査。

肺機能検査、胸部レントゲン。


検査結果はどれも異常なし。

百日咳もマイコプラズマも

後日結果がわかったのですが

陰性でした。



診断結果は

心因性咳嗽


ストレスによる咳…。

今まで飲んできた薬は

効かないので、一切飲まなくていい。

(総合病院の先生は、漢方についてはわからないと言っていました)


規則正しい生活など…

以前と同じ指導

プラス蜂蜜がいいと。



ストレス…?


気ままにマイペースに過ごしている長男。


常日頃、私からのお小言は多めです。


スマホ依存。

勉強もせず、好き放題。

テスト結果もガタ落ち。

面倒くさいことはやりたくない。

自分より点数が低い子もいる。だからマシと考える。

ライバル意識も向上心も

あまり無いタイプです。

(将来の夢もありません。)


ニコニコ本を読んだら?

えー何の意味があるの?

こんな感じの子どもです。


でも、外では

愛嬌があって、優しい

ムードメーカーだそうです。


きっと疲れが出たんだな。

でも、ストレスになりかねないから

何も言ってはいけないのか?

納得はできない…。

どの程度なら注意をしていいのか…。

このまま不登校になってしまうのか…。

高校に進学できるのか…。


心配で不安で、悩ましい日々を過ごしました。



診断後に改めて

担任の先生や部活の顧問の先生

塾の先生にも報告して

(起立〜の時も報告しました)


理解を得て、フォロー・サポートをしていただきました。


塾の時間も減らしました。



総合病院への通院は

最初は2週間に1回。

その後、1ヶ月に1回。

12月の後半の受診時には

次からは2ヶ月に1回の通院でと言われました。

(通院のたびに、頭痛用に鎮痛剤を処方してもらいます。)



行けたり行けなかったりした学校ですが

10月半ばには、ほぼ登校できるようになりました。


頭痛がするのは

天候や気圧の影響の片頭痛との事。

(私も夫も同じように片頭痛持ち)

治りませんので

常に鎮痛剤を持たせていました。


咳も、徐々に自然と治まり

風邪をひかない限りは、大丈夫になりました。



あとは、頭痛との付き合いです。(闘い)


ある程度になってくると

もう起立性調整障害のような症状の心配はないと

総合病院の先生にお墨付きをもらいました。

その頃に、塾の時短も元に戻しました。



その後も、度々風邪をひき

(かかりつけの小児科に早めの受診。情報は共有済)

ちょこちょこ、学校を休む。



学校には行くものの、頭痛がはじまり、塾は休む。


塾が原因か?

(行ける時にやれるだけの時間でいい。と配慮されています。

勉強の遅れも気になるほどの出来です)



そうこうしている内に

毎年恒例の花粉症に。

かかりつけの小児科でアレグラを処方してもらっています。

本当は、夏過ぎから舌下療法を始める予定でしたが、体調不良のため流れました。

(花粉の影響でも咳や頭痛が起こります)



3月の半ばには、インフルエンザBに罹患。

そのまま春休みに突入しました。

(インフルエンザは停止扱いですが、年間の欠席・遅刻・早退日数が…ショボーン)



今年4月に進級し

頭痛と花粉症に対処しながら

どうしてもひどい風邪の時は休む。

(受験生なので、いよいよよろしくないです…本人も理解しています)


風邪は、そこそこ長引くものの

ちゃんと治るところまできました。

(あまり熱は出さないタイプです)


4月の総合病院への通院時に

次回からは、3ヶ月に1回の通院でいいとなりました。



ところがGW明け


季節の変わり目

天気のばらつき

寒暖差

気圧…

完全に体調を崩しました。


でも、見たことのある光景です。



これは、まただな…。

母親の勘です。


長期休暇明けは、特に気をつけていました。

昨年度の冬休み明けと春休み明けは乗り越えられたのに…タラー



続く…

次回は、別の病院に行ってみる。

です。



長くなりましたが

お付き合いありがとうございます。