ルドルフ シュタイナー はオーストリアのお方。
教育者として子供の成長について考えた学者さん。
シュタイナーは人生を7年ごとにくぎって考えている。
最初の7年(~7歳)は体を育てる。
次の7年(~14)は感情を育てる。
その次の7年(~21)は思考を育てる。
その後も7年単位でそれぞれの目的を設定している。
よって、7歳までは数字や文字も教えないという。
なぜなら体を育てる期間だから。
シュタイナー教育で使用する人形は表情がない。
子供が自分で感情を想像できるようにするため。
遊びも集中して子供がやりたいことをやる。
絵本は見せない。聞かせるだけ。
子供が好きなように想像できるように。
ただ、シュタイナーは今でいうところの学習障害の子供や、
シュツッツガルトの労働者階級の家で、
教育を受ける機会を与えられなかった子供たちをもとに
こういった論理を展開したんですよ。
で、現代とは生活環境も、家庭環境も異なっているわけで、
それに合わせるためにTVを見せないとか、卵は食べさせないとか、
市販のおもちゃを与えないとか、なんだとかいろいろあるんだけど、
全て同じにする必要はないのだろうなーとも思うわけです。
ただ、手を使って仕事をするということは取り入れたいなーと思いました。
折り紙とか、あやとりって日本にある昔からの遊びだけど、
これってシュタイナーの言うところの7歳までに体を育てるってことだなと思いました。
もう少しシュタイナーについて勉強してみようと思います。