夕食後はあまりに外が清々しかったため、軽く散歩しようと1人でお気に入りの妖精に出会える森に向かいました。

そしたらね、周りの木々がキラキラしてて、まさに太陽の妖精に出会えたんですっ

きゃーーー！！美しぃーーー

なんだかうれしくてニンマリして、わたしは妖精を追いかけました！！（少女かっ！笑）

追いかけて追いかけて、写真撮りまくって満足して帰ろうと思ったんです。

来た道を引き返そうと思ったんです。そう、そのまますぐに引き返せばよかったのです！

だかしかし、随分と遠くまで来ちゃったから戻るのも面倒だし、おそらくホテルはあっちだからこっちに行ってみよう！！

と、自分を過信していました

方向音痴なことをちゃんと自覚するべきでした

しかし行けども行けども、想像していた道に辿り着かないのです

仕方がないので、さっきの道まで引き返そう！と戻ってみると、気づけば一本道だと思っていた道が、実は複雑に枝分かれしていて、さっきの道を見失ってしまったんです

しかも、周りにはたくさんの別荘があるのですが、全て無人なので人の気配はありません。

だんだんと日も暮れてきて、木々に覆われた薄暗い道が恐ろしくも感じてきて、不安になって走りだしたのですが

行けども行けどもいろんな道がありすぎて、どの道から来たのかが全くわからなくなり、完全に迷ってしまって、まさに遭難状態に陥ってしまったんです！

ヤバイ！どーしよーーー

ホテルや友人に電話しようとも思いましたが、電話したところで自分がどこにいるのかも説明できないし

ましてや捜索隊を出動してもらっても、それはそれで大ひんしゅくだし・・・笑

かと言って、地図アプリを使おうにも、正直、使い方がわからん！

ヤバイ！どーしよー！

でも大丈夫！全ての道だってちゃんと繋がってる！

と言い聞かせたところで、戻れなーい！！

本当に心臓がバクバクしてきて、本当に恐ろしくなりました・・・

しかし、落ち着けみなみ！絶対に大丈夫！

と、自分を落ち着けました。

すると、かすかに遠くで車の走る音が聞こえたのです！

もしやあっちに行けば大通りに出られるかもしれない！！

わたしは慌てて音のする方に走りました。走って走って走りまくりました！

すると、こんなに人気のない道に、業者の車が現れたのです

こんな場所でこんなタイミングで、熊でもないお化けでもない、ちゃんとした人間と遭遇できるなんて、まるで奇跡としか思えませんでした。

いやぁー！助かったーーー！

・・・と思いきや、車を運転しているお兄さんに事情を話しても、会社の規則なので車には乗せてあげられないと言われました

そして、ホテルに戻る道を説明してくれるのですが、複雑すぎてよくわからない。

しかし、1人で行くしかないのです

ちなみにわたしは、全くの逆方向に歩いてたらしく

（恐ろしや〜）何度も何度も道を確認して業者さんと別れました。

しかし、やっぱりわからん。どの道？こっち？あっち？そっち？？？

どの道も細くて暗くて不安になって、一歩も動けなくなり泣きそうになってたら、なんと業者さんが戻って来てくれたんです！

てか、わたしはまた全然違う道に行ってしまうところだったみたいです！爆

どうやらバックミラー越しにわたしを見ていた業者さんは、アイツは絶対に1人では帰れないだろうと確信して戻って来てくれたと思われます

とにかく、業者さんが戻って来てくれなかったら、わたしは完全に遭難したと思われます

だからホテルに戻れた時は、本当に安堵の気持ちでいっぱいでした

そして、わたしはやっぱり何かに守られいるとも思えたし、感謝の気持ちでいっぱいになりました

そして、遭難してしまう人も、きっとこんな感じなんだろうなとも思ったんです。

何かに夢中になって、もう少しもう少しと足を踏み入れて、元来た道を戻ればいいものを

自分の感を頼りに近道しようとして、結局、道に迷ってしまいどうにもならなくなる・・・。

とにかく、今回の件は本当に怖かった〜

知らなくて人気のない道こそ、本当に気をつけようと思ったし、きっとこの経験が、いつかの未来の自分の命拾いになるんだろうなとも思ったんです。

実際に、過去に経験した交通事故が、今のわたしの安全運転に繋がっているからです。

やっぱり、全ての経験は繋がっている

そしてわたしを助けてくれた業者のお兄さん。本当に感謝します☆

そしてそして、いろんな遭難事故がありますが、わたしのように方向音痴な方はくれぐれも気をつけて下さい。

自分を過信しないで下さい！

道に迷ったらすぐ、元来た道を戻って下さい！！

何事もないように、お祈りするばかりです☆

遭難した話☆