特別展「江戸の街道をゆく ~将軍と姫君の旅路~」(2019年6月8日)
6月8日(土)に江戸東京博物館へ行ってきました。
6月16日(日)まで、特別展 『江戸の街道をゆく ~将軍と姫君の旅路~』 が開催中です。
江戸時代、幕府によって街道が整備され、さまざまな人たちが往来し、活気にあふれていたが、なかでも将軍や姫君たちのそれは、長大な行列で沿道の人々を圧倒したということです。
そうした将軍の上洛や日光社参、姫君たちの江戸下向に関わる資料を等して「江戸の街道」における旅路をたどる展覧会だということです。
本展覧会の一番の見どころ資料は、『楽宮下向絵巻』 です。
第12代将軍・徳川家慶に嫁いだ楽宮の下向を描いた絵巻ということで、上の画像はそのごく一部ですが、展覧会場では、全長約24mにわたる全てが展示されていて、圧巻でした。
また、展覧会は写真撮影禁止ですが、ここだけは撮影OKでした。
薩摩藩島津家の女乗物 『黒漆丸十紋散牡丹唐草蒔絵女乗物』 です。
その他、様々な装飾の婚礼道具なども展示されていました。
そして、入口のところで、「土日限定で配布しています」ということで、こんなものをいただきました。
先ほどの黒漆丸十紋散牡丹唐草蒔絵女乗物のペーパークラフトですね。
家へ帰って組み立ててみました。
それから、5階では、企画展 『発掘された日本列島2019』 も開催中です。
ちょうど行ったときに展示解説が行われていたので拝聴しました。
企画展示室前では、地域展 『道灌がみた南武蔵』 の展示もされていました。
江戸東京博物館の次回の特別展は、7月6日(土)からの 『江戸のスポーツと東京オリンピック』 だそうです。