犯罪 | 夜のファミレス通信

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深夜のファミレスから、思うところを発信します。

あんまりシリアスな話題をwebに上げてしまうと異論反論をいただく可能性もあって・・・

楽しみでやっているブログで批判を受けたり、議論をしたりはしたくないので控えていたのですが・・・




毎日毎日、日本のどこかで殺人事件が起きています。

朝、新聞を開くと、社会面には大体3件とか4件くらい、

 「父親を殺害」

 「交際相手を殺害して放火」

 「60歳女性殺される」

なんて見出しがあって・・・見るたびに気が滅入ってしまいます。

人の生命を奪うって、そんなに簡単にやっていいことなんでしょうか??


不思議なのは、加害者が「それによって何が起こるか」を洞察しているとは思えないこと。

完全犯罪を目指すのなら、ある意味わかるんですよ。

殺人をすることによって被害者の金品を奪っても、自分が逮捕され収監されれば何十年もの自分の人生も失われる訳ですから、明らかに割りに合わないですよね。

だから僕の常識で考えれば、もし殺人をせざるを得ないような状況に追い込まれたのだとしたら、自分が加害者だと立証できないよう、周到な計画と準備をするのが当然じゃないかと思うのですが、どうもほとんどの事件はそうじゃないらしい。


目先の金品を奪うために殺す。


交際相手に復縁を迫り、断られたので殺す。


自分になんらかの仕打ちをしてきた人に、仕返しのために殺す。


で、その挙句、自分も逮捕、起訴され、有期刑や無期刑、ひどければ死刑に処せられる。



これって、誰1人として幸せになっていないですよね?



自分が殺人を犯すことによって、何か1つでもいいことが起こるのかどうか。

良心とかそういう倫理観の問題以前にそんな損得勘定もできないというのが、僕には不思議でなりません。



刑法とはどうあるべきか? それはずっと議論の絶えないことではありますが、「抑止効果を期待しての罰」という側面はやはり無視できないと思います。

「殺人をはじめとした犯罪を行って、逮捕、起訴、有罪判決が下されると、このようなことが起こる」

というのを、中学生くらいで教えておく必要もあるんじゃないだろうか・・


なんとなく、そんなことさえ考えてしまいます。