有名人ではない。
小西のじっちゃんというのは私の母方の生家がある集落で私のようにお稲荷さんに見初められ神通力を持っていた人。
生きていたら120歳は超えているだろう。
一応、霊能者と分類されていた。
私は直接会ったことはないが、私の曾祖母がよくお世話になり、夢にも出てきたのでこの人の話を書こうと思う。
小西のじっちゃんはお稲荷さんの彼氏をやってた。
だから生前から神通力を与えられていたし、死後もお稲荷さんの部下として働き続けている。
私に憑いているお稲荷さんは私に着物を着ろという。
日本男児は着物を着るべきだと。
小西のじっちゃんも神棚を拝む時は着物に着替えて神主のような格好になってたんだとか。(正式な神主ではない)
お稲荷さんに見初められた百田尚樹さんも、着物をちゃんと着ている。
しかし、着物は女物も男物もなんせ高い。
しかも私のお稲荷さんは歌舞伎俳優のような派手な着物が好きなんだとか。
あんな派手な着物どこに売ってんだろ。
普通の呉服屋には売ってないよな?
しかも、袴に家紋ではなく稲荷の神紋を入れなさいという。
神紋というのは神さんの家紋のようなもので、有名なのが天皇家の菊花紋。
ちなみに稲荷の神紋はこんな感じ。
そして、巻物に自分の見聞きした神さんの歴史をしたためなさいと…
神さんの歴史というのは神さんのカラスである煌くんを保護してから、色んな神さんに出会い色んなことがあったが、それを巻物に書いてこの世に残せと。
そして男の短髪はダメらしい。
日本では昔から武士もそうだったように、男は長髪でないといけないらしい。
私は短髪の方が男らしいと思うけど神さんは男は長髪じゃと言ってる。
まあ男の短髪なんてザンギリ頭といって明治政府が近年になって急に広めた西洋かぶれの文化だもんな。
なんせ日本男児は着物に長髪が正解なんだと。
神さんが言うんだからそうなんだろう。
女性はあんまり男のロン毛は好まないと思うんだけどな…
神さんは男はれロン毛が正解といってるな。
でもヒゲは汚いから剃るべきなんだとか。
しかし最近めっきりサブくなった。
布団から出れない日々が続いている。
あったかい薩摩汁を飲みたい。