きょうの大河ドラマ「麒麟がくる」も、
すごかったです~(≧▽≦)。
ほんとに役者さんの渾身の演技と、
脚本も素晴らしくて、
ドラマとして楽しんでいます。
月に続く樹を切る夢の話が、
象徴的で、詩的で、
明智十兵衛の深層心理を表すのに、
効いていました。
十兵衛が自分でも気づいていない、
御しがたい心理が
描写されているような、
不思議さがありました。
本能寺の変は、起こるべくして起こった、
不可抗力のようなものだったのかも、
しれません。なんてことを、思いました。
帰蝶さまと十兵衛の会話には、
二人の強い絆が垣間見えました。
帰蝶さまめさめさ綺麗です~。
そして、十兵衛さまの表情も
やわらかく。
目が合った時の二人の微笑みが、
ラブシーンのようにほのぼのしていました。
(*‘∀‘)
かと思いきや、
宿命に向かう大事なセリフのやりとりとなり・・・
めさめさ重要で暗示的なシーンと
なっていました。
「道三ならばどう考えるか」ということを
帰蝶に聞いたあと、十兵衛が、
それについて「帰蝶さまはどう思っているか」
と聞くところが、個人的にはとても好きでした。
こうした一歩踏み込んだ会話が、
大事ですよね~。
十兵衛は道三ならどう考えるか聞きながら、
ほんとうは帰蝶がどう思っているのかが、
きっと一番知りたかったのだと、思えました。
放映後のツイッターをみると、
めさめさ盛り上がっていて、
のっぶが十兵衛と家康、または、
十兵衛と帝に嫉妬しているとか、
本能寺の変はノッブと光秀の痴情のもつれ
だったのか・・・など、BLっぽい推察も
でていて、ウケてしまいました(≧▽≦)。
信長がどうしてこんなに独善的に、
孤立するほど暴力的になっていったのかが、
もうひとつわかりませんが、
やらねばやられる、といったような、
権力者さえ焦らせる戦国という時代が
そうさせていったのかもしれません。
きょうも家康饗応の膳でノッブが十兵衛に
暴力をふるうし・・・
DVのっぶ。
この場面はよく時代劇で見るので、
史実なのでしょうか。( ノД`)
それにしても主演の長谷川さんは
ほんまにかっこいいです~(≧▽≦)。
わたくしも最近茶道を習い始めて、
茶道にハマっているのですが、
よくお茶のお点前のシーンが、
このドラマにはでてきます。
お茶をいただくときの長谷川さんの
手つきとか所作が、とても
綺麗でほれぼれしてしまいます。
そして、マッドネス、狂気の長谷川博己が
真骨頂だと思うので、
終盤になってそれがちょこちょこ
垣間見えるのが、たまりません。
狂気じみているのは信長だけでは
ないと思わせます。
来週が最終回なんて、
寂しいです~。
「本能寺の変」とサブタイトル通り、
運命の日に向かってまっしぐらとは思いますが、
最後の結末がどう描かれるのか、楽しみです。
光秀とその家臣たちが、いかに闘うのでしょうか。
のっぶはどんな表情をするのでしょうか。
マッドネスな長谷川さんが見られるでしょうか。
できれば明智藪で農民に刺されて、
自害、というより、
最後にこっそり菊丸か誰かが助けにきて、
家康の参謀のお坊様として暗躍して
ほしいです(*‘∀‘)。
なんて妄想したりして・・・・。
予告編をみると、
なんだかシェークスピア劇のようです。
最終回だけ3時間くらいやってほしいです。
終わったら麒麟ロスになりそうです~。
(;^_^A