第71回正倉院展(奈良国立博物館・14日まで) | ナスターシャのブログ

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音楽、芸術、京都をこよなく愛します♪

今年の正倉院展は面白いです!

(^^)/

 

毎年のように行っております、

奈良国立博物館の正倉院展。

明日までです。

確か明日は無料です。

奈良に行かれる方にはおススメです。

(≧▽≦)

 

即位記念ということもあり、

宝物が見ごたえがあります。

以下、メモ書きです。

(誤字脱字お許しください)

 

★赤漆文かん木御厨子。

天武天皇から伝わるケヤキの厨子です。

思ったよりちっさくて(高さ1メートルくらい)、

でも、木目と重厚感が素晴らしいです。

 

★紅牙撥瑠尺・緑牙撥瑠尺。

染めた象牙のものさしです。

こうげばちるのしゃくはよく見ていましたが、

緑のは初めて見ました。

 

★七じょう刺納樹皮色袈裟。

刺し縫いの袈裟です。

はぎれを接ぎ合わせ、七つの長方形のキレを

縫い合わせてあり、見事です。

 

★金銀平文琴。

金銀飾りの琴です。

表も裏も装飾が素晴らしいです。

 

★鳥毛立女屏風 6扇。

第一会場のハイライトです。

樹下の美人。

鳥毛ばりの屏風が、6扇勢ぞろいしました。

なかなか、圧巻です。

 

★礼服御冠残欠。

冠の残片が、山ほど!

第二会場の入り口に展示され、

細かな細工に、心をわしづかみです。

(*‘∀‘)金具ひとつ、ビーズ?ひとつ、

捨てずにどっさり保管されているのが、

すごいです。1000年以上も・・・。

驚きのひとことです。

 

★のうの御礼履。

聖武天皇が使われた可能性もある、

儀式用のくつです。

赤いフェルトがかわいらしいです。

飾り金具でしっかり装飾してあり、

そして、とても大きな足です。

 

★紺玉帯残欠。

玉飾りの革帯。

青いラピスラズリがはめこんである、

奈良時代のベルトです。バックルもあります。

 

★螺鈿箱。

上記のベルトを入れていた箱。

螺鈿の装飾のデザインが美しいです。

このデザインの一筆箋を買いました。

 

★紫檀金鈿柄香炉。

柄付きの香炉。

獅子の彫刻が乗っている、

ポスターやチラシにものっている、

あの有名な柄香炉です。

コンパクトで、しっかりした造りでした。

 

★金銅鳳形裁文。

鳳凰形の銅板のかざり。

80センチほどあって大きくて、

線刻が素晴らしくて、

手仕事の妙技に見入りました。

口に飾りをくわえたデザインがユニークです。

 

★金銅鎮鐸。

鐘形の風鈴。2種類くらいありました。

下にさがっている銅板の形が、

植物の花や葉のように広がっていて、

とても魅力的でした。

古代の装飾が、いちいちかわいいです。

大きな幡に取り付けられた風鈴だそうです。

どんなに美しい音色だったでしょうか。

 

★伎楽面 獅子。

伎楽の獅子の面です。

大きくでびっくりです。

頭に穴があいているのは、

耳というか角があったんですね。

隣に復元の面がありました。

極彩色です。目も口も大きいです。

 

★漆胡樽。

革袋形の水入れです。

木製の黒漆の容器が2ケ。

90センチほどあり、

「でっかい!」と思わず声が出ました。

(^^; 何度も写真で見ていましたが、

まさか実物がこんなに大きいとはと、

サイズ感のギャップに最も驚いた逸品でした。

 

★金銀花盤。

花形の脚付きの皿です。

銀製の大皿で、中央に、

花のような角を持つ鹿(花鹿)が

あります。皿は直径60センチほど

あって大きく、銀盤の花鹿がかわいいので、

黒山の人だかりでした。

四方を囲めますが、光ってうまく、

花鹿の顔が見えず、あきらめてほかの宝物を

見て回ったのですが、ちょっとすいた時に

もう一度花鹿を見に行ったら、

あらら!今度はしっかりお顔が見えました。

花鹿が顔を向けている方向からのぞくと、

お顔がよく見えて、細やかな線刻や、目も、

しっかりと、見ることができました。(≧▽≦)

花鹿は、造形物として、非常に神秘的です。

 

★子日手辛鋤・子日目利箒。

儀式用の鋤とほうきです。

儀式を大切にしてきた古代の

宮廷の様子がしのばれます。

とても面白いグッズです。

 

★黄絁。

納税された絹、あしぎぬです。

黄色というか茶褐色に染められた、

あしぎぬ。くるくるまきを少し広げてあります。

税です。「調」です。苅安で染められたようです。

遠江国(とうとうみのくに)という文字が

書かれてあり、現在の、

静岡県浜松市から納められたそうです。

 

★四分律。

光明皇后の御願経。

光明皇后が亡き父母のために

書写させた一切経、「五月一日経」の

うちの一巻。端正な文字です。

昔の紙や墨の文字がこのようにはっきりと

残っているのが、すごいし、不思議です。

 

 

以上、印象に残ったものを、

ざざざっと書きましたが、

ほかにもいろいろと、

興味深いものが多かったです。

 

バラエティー感もあり、

いつもより点数は少ないようでしたが、

その分ゆっくり、じっくりと、

見られました。

写真パネルでアップで装飾を

見たりできて、楽しめました。

 

今年は上野の東京国立博物館でも、

正倉院宝物の展示があり、

10月末に見に行きました。

 

東京では螺鈿の五弦紫檀琵琶や、

こまかい残欠のような展示もあり、

とても面白かったです。

 

今年はお江戸と奈良と両方が見られて、

古代の美意識と、

細やか、繊細な手仕事、

大胆、独創的な手仕事、

などいろいろと、堪能できて、

よかったです!(≧▽≦)

 

作る方もすごいけど、

1300年以上も保存、保管を

し続けているというのも、

すごいエネルギーだなあと

思いました。

 

奈良は明日までです~。(^^)/