松尾大社神幸祭 | ナスターシャのブログ

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音楽、芸術、京都をこよなく愛します♪

桂離宮に面した桂川を、

船でみこしが渡る「船渡御」を、

初めて見ました~!

なかなかダイナミックで、

面白かったです。

やっぱりお祭りは楽しいな。

(≡^∇^≡)



ことしは4月26日(日)に開催されました。

松尾大社からお神輿6台と唐櫃が

かつがれてきて、

1台ずつ順番に、船に乗せられて、

桂川の西側から東側の岸へ渡ります。



映画監督の大島渚の

ドキュメンタリーなどで祭りの様子を見て、

いっぺん船渡御を見たいな~と

思っていたのですが、

天気が悪かったり、タイミングが

あわずに、これまで見る機会がありませんでした。


きょうは快晴で、両岸や桂大橋の上には

たくさんのお客さんがいました。



昼12時半ごろ。

桂川西岸で待っていると、

月読社の唐櫃が到着しました。

昔の装束の人たちと唐びつが

船に乗って、川を渡ります。



続いて、四之社の神輿が

元気に到着しました。

たくさんの氏子さんに担がれています。

全員男性です。

ふんどし・・・・見たのは、

関ジャニ∞のライブ以来でした(;^_^A







アイフォンで撮った写真・・

ぼけておりますが・・


神輿をかついで水の中へ入って・・・。






これがすごい。


みんなで神輿を持ち上げている間に、

クロスするように

横から船を突っ込みます。





無事にお神輿を船に乗せることができ、

川を渡ります。


お神輿さんは船頭さんたちの手漕ぎです。

これと別に、モーター付きの二艘の船で、

たくさんの氏子さんたちが対岸に渡ります。


氏子さんたちを先に対岸に運んで、

ゆったりと昔ながらに川を渡る

お神輿さんを、氏子さんたちが

待ち構える、という段取りです。



月の名所の桂。

神幸祭は昼間の行事だけど、

この場所には、

昔と変わらぬ山や川の風景があって、

むかしもこうして風情を

楽しんでいたのかな~と思いました。

いまは向こう側に阪急電車が走っています。



しかし、祭りの映像や写真を見て

かってに「神輿をかついだまま、

氏子さんたちが、じゃぶじゃぶ

川の中に入って勇壮に渡っていく」祭り、

だと勘違いしておりました。


百聞は一見にしかずといいますか、

やっぱり現場に来て、

実際に見てみるもんですね。


川にじゃぶじゃぶ入るのは、

出発と到着の時だけで、

あとは船に乗せて、

神輿は優雅に川を渡るのでした。






10分かそこらで、

桂川東岸の、向こう岸に着きました。



先に岸に到着していた氏子さんたちが、

船にのった神輿が岸に近づいてきたら、

迎えにじゃぶじゃぶ川の中に入って行きます。


ここでも、川の中で、

氏子さんたちが船から

神輿を下す作業をしていた(と思います)。



桂大橋から西岸の出発地点を見ると、

2台目のお神輿が、

すでに川の中に入って、

出発準備をしていました。






西岸の桂離宮沿いの

道路に行ってみたら、

船渡御の順番待ちで、

お神輿と氏子さんが

並んで待機していました。










下の写真は、あたまの中で

タテに変換してご覧ください・・・

縦にできにゃい・・・σ(^_^;)


とてもきれいなおみこしさんです。








唐櫃とおみこし2台の船渡御を

見ました。

最後までは見られませんでしたが、

ホームページなどを見ると、

6社の神輿が対岸にそろったら、

神事が行われ、氏子さんたちも休憩した後、

再び町中をかつがれて、

御旅所まで移動したようです。


きょうの神幸祭は「おいで」と呼ばれ、

5月17日に神輿が還ってくる

「おかえり」の行事があるそうです。

また船で川を渡るのかな。


以下はホームページのコピペです。

そういう祭りなんや~。

って、ちょっとわかりました。

楽しかったです~(*^▽^*)


☆☆☆☆☆

 出御祭には松尾七社(大宮社、月読社、櫟谷社、宗像社、三宮社、衣手社、四之社)の神輿(月読社は唐櫃)が、ご本殿のご分霊を受けて、拝殿を三回廻った(拝殿廻し)後、順次社頭を出発し松尾・桂の里を通って、桂離宮の東北方から桂川を船で渡り、左岸堤防下で七社勢揃いし、古例の団子神饌を献じた後、四基の神輿と唐櫃とは西七条御旅所に、二基の神輿は川勝寺と郡の末社に至り、そこに駐輦されます。