揖斐川町(いびがわちょう)は、岐阜県揖斐郡に属する町です。
西濃地方の西北端に位置し、北で福井県、西で滋賀県と接して
います。
町の中心を揖斐川が南へと流れ、その上流には貯水量が
日本最大の徳山ダムがあります。
2005年(平成17年)1月31日(旧)揖斐川町が揖斐郡谷汲村
・久瀬村・春日村・坂内村・藤橋村と合併し、(新)揖斐川町が
発足しました。
歴史と伝統のある日本茶は、「いび茶」としてブランド化されています。
関西から「天空の茶畑」を目指します。
所在地は上図の通りです。
名神高速を利用し関ケ原IC下車後、県道56号、53号を経由、
道の駅池田温泉から、ふれあい街道を北上、市場交差点を左折、
春日郵便局手前の枝道をくねくねと上って行きます。
上り詰めたところで開けた茶畑に突き当たります。
山腹に広がる茶畑は、上ケ流(かみがれ)茶園です。
標高300mに位置し、寒暖差の激しい上ケ流地区は、古くから
お茶の栽培が盛んなところです。
茶畑は奥の山肌でも栽培されています。
ほどなく、案内所兼売店(お茶)が見えてきます。
新旧・大小さまざまな案内看板が林立し雑然とした感じです。
案内所の係員の合図に従い、バイクを指定の駐車スペースに
停めて、天空の茶畑へと向かいます。
駐車料金はかかりませんが、相当分を募金箱に入れてください
とのことです。維持管理するため必要なのでしょう。
タレントの櫻井翔さんと村上信五さんがテレビのロケで
訪れていたのですね。。
案内の方から手渡された手作りの散策マップ
天空の遊歩道の始まりは、左方に茶畑を見ながらアスファルトの
スロープを上って行きます。
ハートkoyaカフェのキッチンカー
看板をみると、農薬不使用かすが茶使用の自家製ドリンク、
黒糖かすが茶ラテ、キーマカレー、からあげ等販売しているようです。
ハート形の茶畑
小島城主、土岐頼康居宅跡(1353年文和二年)当時
歴史に疎い小生には、ピンと来ないのですが、土岐頼康は、
南北朝時代に活躍した武将で、美濃源氏土岐氏の惣領として、
室町幕府の成立に大きく貢献し、足利尊氏に仕え、数々の戦功を
立てたことで知られているようです。
国歌に詠われている「さざれ石」
地元の揖斐川町春日産だそうです。
山腹は緑葉樹が多い中で、部分的に紅葉が見られました。
茶摘みを終えても、緑は残っていますが、最盛期の4月下旬から
5月上旬の鮮やかな色合いとは程遠いですね。。
さて、ここからは舗装路を離れ右折します。
展望台へ行く途中、烏帽子岩に立ち寄ってみます。
(この岩でありません。。)
落葉樹の雑木林の中、細い道を進みます。
木洩れ日に輝く黄金色のモミジにうっとりさせられ、
思わず立ち止まりシャッターを押します。
天空の日差しを浴びた黄金のモミジと晩秋の青空。
鮮やかなコントラストです。
さらに奥へ進みます。
暗い杉林の中に、出現した巨岩
しめ縄を張られ鎮座しておられます。
何かお疲れのようなご老体です。
岩の足元にも、烏帽子岩と書かれた石が置いてあります。
全国に烏帽子岩と呼ばれている岩はたくさんありますが、
そのひとつでしょうね。。
海岸ではなく、山奥の杉林に鎮座している様子が神秘的ですが。
引き続き遊歩道を上って行きます。
絶景ポイントまであと100m、小生はまだ息は上がって
いませんが、ベンチで休憩する方もおられるようです。
もう少しです!
絶景が目に飛び込んできました!
天空の茶畑が「岐阜のマチュピチュ」と呼ばれる所以です。
古代遺跡ではないですが、天空都市のような形状がペルーの
マチュピチュを彷彿させるのでしょう。
ペルーのマチュピチュ(ご参考まで)
天空絶景ポイントA地点まで登って来ました。






























