銀玉水に下る手前ピークからの大朝日岳。避難小屋も見える。

 

1.日 時 令和6年6月13日
2.目的の山 古寺山(1,501m)小朝日岳(1,647m)大朝日岳(1,871m)
3.メンバー  単独
4.行動概要

○6/12(水)   檜山宅~登山口301km   

 自宅16:15==東海SIC==(常磐道・磐越道・東北道・東北中央道)==南陽高畠IC==長井市・白鷹町==20:35古寺登山口案内センターⓟ(656m・車中泊)

 東北中央道を使うと月山ICからの距離より40kmほど少なく高速料金も割安(東北中央道は現在一部区間だけ有料だ。)なる。18年10月にもこのルートを採用していた。ただし、このルートは木川ダムを経由して朝日鉱泉まで入る県道を走るが、この県道は狭くすれ違いが要注意だ。
 案内センター前の駐車場に着いた時には、車が無かったが、明け前に2台が来た。

 

○6/13(木) 起床:4:10 天気:晴れ 歩行距離:17.1km  累計高度(+):1,779m

 登山口4:30-------6:05ハナヌキ峰分岐------7:12古寺山7:20--------8:05小朝日岳8:10-----8:22トラバース分岐------9:14銀玉水------9:42避難小屋-----9:57大朝日岳10:22-----10:30避難小屋-----10:55銀玉水------11:30トラバース分岐-----12:15古寺山-----12:55ハナヌキ峰分岐------14:01登山口===五百川温泉===南陽高畠IC===(山形道他)===19:50自宅

  20年10月17日に奥さんと二人で日帰り登山をして以来の大朝日岳である。今回は単独だが通算4回目である。後から着いた二組3人が先行して行った。勝手知ったる登山道を登るのだが、今回は全然ペースが上がらない。前夜のビールのつまみ?が悪かったようでで胸やけがするのだ。我慢しながら登る。古寺山までが辛かった。古寺山からの景観に少し救われたようで、その後は何とかペースも落ち着いてきたようだ。

 朝日連峰の山々はまだ残雪が残っており、ゼブラ模様が綺麗だ。大朝日岳までのコース上にも何箇所か出てくるが、銀玉水の先からの登りに大きな残雪があり長い斜面をストックとステップを効かせて登った。

  大朝日岳に着いた頃は、遠目が効かず、近くの祝瓶山(02年10月登頂)や以東岳(20年10月に2回目の登頂)も霞んでいた。ましてや遠くの障子ヶ岳(22年10月に登った)、月山は霞んでその山容が見えなかった。それでも大朝日岳に登り朝日連峰の主稜線が見えたことに満足した。

 

宿泊施設の案内センターⓟから出発です。

 

嘗ての古寺鉱泉は廃屋のままでした。

 

登山道沿いにはヒメコマツの大木があります。

 

合体の樹は、ヒメコマツとブナの樹でした。

 

気持ちの良いブナの道。

 

一服清水

 

古寺山が見える。

 

ハナヌキ峰との分岐

 

奇怪なブナの大木

 

特徴ある山容をもつ障子ヶ岳です。

 

古寺山からは、これから登る小朝日岳が正面に見える。

 

ズーム!

 

 左手の大朝日岳から続く朝日連峰の主稜線。真ん中は西朝日岳。右手は竜門岳、その奥は以東岳に続く主稜線。

 

大朝日岳をズーム!

 

 

前の残雪は、小朝日岳のトラバース地点

 

 

以東岳をズーム!

 

小朝日岳の山頂に着きました。

 

 

右がトラバースルートです。帰りは小朝日岳をトラバースします。

 

小朝日岳を振り返る。秋にはここの紅葉が一番です。

 

 

 

先行者は残雪の上部を登っています。夏道は雪の下です。

 

銀玉水です。帰りに汲んでいきます。

 

残雪の登りが始まります。上の方を除いて斜度はありません。

 

山頂と避難小屋が近くなりました。

 

 

 

先行者の方に撮ってもらいました。

 

小朝日岳に続く稜線

 

以東岳は霞んでいる。

 

山頂での休憩中に晴れ間が出て、祝瓶山が見えた。

 

特徴ある山頂をズーム!

 

下ります。

 

 

大きな残雪を下ります。

 

冷たくて美味い銀玉水を汲んで、自宅への土産にします。

 

 

以東岳はここで見納めです。

 

小朝日岳へのトラバースルートを登ると右手からこの残雪に出ます。

 

 

古寺山からの小朝日岳から西朝日岳の景観も見納めです。

 

小朝日岳をズーム!

 

大朝日岳をズーム!

 

古寺山から下る途中で、月山が見えました。


 

障子ヶ岳も良く見えました。

 

この一服清水も冷たくて美味かった。

 

幹が半分以上に削がれても、青々とした葉を茂らせていた。凄い生命力!

 

案内センターに着きました。協力金1,000円をカンパしました。

 

 古寺登山口に来る道沿いにあったので、帰りは朝日町高齢者活動福祉センターの五百川温泉に入りました。なんと料金は150円です。綺麗なかけ流しの温泉でした。

 

今回の山行で出会った花たちの一部です。

 

ミヤマオダマキは、朽ちかけた古寺鉱泉の傍に咲いていました。

 

タニウツギ

 

イワカガミ

 

シラネアオイ

 

タムシバとおもう。

 

ハクサンチドリ

 

ヒメサユリ

 

サンカヨウ

 

ツバメオモト

 

チングルマ

 

ミヤマウスユキソウ

 

 次に大朝日岳に来るのは、秋の紅葉時でしょう。