硫黄岳からの右手から阿弥陀岳、中岳、赤岳、横岳の揃い踏みです。阿弥陀岳の奥は南アルプスの北岳、仙丈ヶ岳です。
希少な花、ツクモグサは横岳の稜線に咲いていました。
1.日 時 令和6年5月11日
2.目的の山 赤岳(2,899m)横岳奥ノ院(2,825m)硫黄岳(2,760m)
3.メンバー 単独
4.行動概要
○5/10(金) 檜山宅~登山口 323km
自宅19:10===(圏央道・中央道)===諏訪南IC==23:00美濃戸口・赤岳山荘ⓟ(車中泊) 駐車料金 1,000円也
着いてみると、駐車している車は一台も無かった。夜中や朝方にやってくるようで、翌朝には30台以上が駐車されていた。
○5/11(土) 起床:4:20 天気:快晴 歩行距離:15.0km 累計高度(+):1,452m
赤岳山荘ⓟ5:05----(南沢)----6:13中ノ行者小屋跡6:18----7:15行者小屋7:30----7:40阿弥陀岳分岐-----8:40中岳分岐8:45-----9:17竜頭峰分岐----9:26赤岳山頂9:40---頂上山荘9:55-----10:26地蔵ノ頭-----10:56日ノ岳-----11:23杣添尾根分岐-----11:27三叉峰-----11:47横岳奥ノ院12:05-----12:42硫黄小屋-----13:07硫黄岳-----13:27赤岩ノ頭分岐-----14:20赤岳鉱泉14:28----(北沢)----15:13堰堤広場-----15:53赤岳山荘ⓟ===もみの湯17:00===(渋滞)===21:30自宅
今回の周回ルートは、13年4月27日に単独で周回ルートを歩いて以来である。ということは無雪期に近い時や夏にはこれまで歩いていなかったのだろうか。もっと歩いていたような気がしていたが…。今回の山行目的には、ツクモグサに会うことも大きな動機だった。通常は6月前後が適期のようだったが、今年は早くて山行報告のネットで見たため久しぶりに横岳、硫黄岳を周回しようと計画した。
しかし、今回は11時間近くまで掛かってしまい、特に赤岳の登りでは余裕がないような初めてのバテ気味登山だった。時間的には表示タイムに近いのだが、全体的にダメージが大きく感じた。登山に対して、体力に合わせての時間配分、荷物配分が必要のようだ。
赤岳山荘の駐車所から出発です。出発時には30台以上ありました。
行者小屋へは南沢へ。
ホテイランは、数株だけでした。これからがたくさん咲き誇ります。
中間地点の中ノ行者小屋跡です。
樹林の登山道は雪が凍っています。
行者小屋に着きました。営業はしていません。
阿弥陀岳への分岐です。
樹林帯には雪が大量に残っています。
赤岳主稜の取り付き点、ルンゼが見えます。91年12月の冬山合宿で登りましたが、新人?の凍傷事故がありました。
マムート会社からの寄付の階段です。
阿弥陀岳分岐からの中岳と阿弥陀岳です。左の稜線は阿弥陀南稜です。12年4月10日に登りました。
権現岳、編笠山の後ろに南アルプスの名峰が揃い踏みです。右から仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、北岳です。
中央アルプスの連山。手前のスキー場のある山は入笠山です。
北アルプスの連山。手前の高原は霧ヶ峰高原です。
火打岳と妙高山
御嶽山をズーム。
竜頭峰
竜頭峰分岐から一登りすると富士山が正面にありました。
頂上山荘からの横岳、硫黄岳方面。
頂上山荘からの下りには雪がびっしりと詰まっています。
地蔵尾根の頭にはお地蔵さまが鎮座しています。
地蔵尾根の頭から見た、これから向かう十三夜山と、日ノ岳です。
後ろを振り返Lと、赤岳がピラミダルに聳えています。
日ノ岳を越すと、目的の花、ツクモソウが咲いていました。
杣添尾根分岐です。22年6月2日にツクモソウ鑑賞登山でこの尾根を登りました。
横岳のP2826からの赤岳と阿弥陀岳です。
横岳奥ノ院に着きました。
綺麗な富士山が見えます。道標は杣添尾根分岐です。
これから硫黄岳に向けて下ります。
こんな岩場をトラバースして抜けます。
下方にツクモソウが咲いています。ズーム!
硫黄岳への登りです。岩の堆積している登山道には、大きなケルンが積み上げられています。ガスって視界がない時には、有効な目印です。
硫黄岳の爆裂火口。山頂は正面にあります。
赤岳をズーム。
赤岩ノ頭は奥のピーク。ここから赤岳鉱泉に下ります。
ジョウゴ沢、大同心沢を渡ると赤岳鉱泉です。テントが10張り以上ありました。
北沢の流れです。
橋を渡って堰堤広場着きました。ここからは林道歩きです。
予定を変更して帰宅します。その前に原村の「ふれあいセンターもみの湯」に入湯しました。源泉かけ流しの温泉です。