ラクダの背(1,516m)からの西黒尾根とトマノ耳とオキノ耳
初めて谷川岳に登ったのは、72年3月の単独での西黒尾根からだった。登山年表の記録によると谷川岳にはスキー登山や馬蹄形縦走登山も含めて、これまで17回ほど登っているようだ。その多くが西黒尾根からであり、18回目となる今回もまた西黒尾根からだ。この尾根の持つ魅力は、急傾斜の登りとなる樹林帯抜けてラクダの背に立つと拡がる景観の良さである。トマノ耳近くまで尾根が一気にせり上がり、トマノ耳とオキノ耳の双耳峰の鞍部からマチガ沢を落としている景観が良い。登り甲斐のある尾根だ。
1.日 時 令和6年5月4日
2.目的の山 トマノ耳(1,963m)オキノ耳(1,977m)
3.メンバー 渡邊、富沢、佐藤、檜山
4.行動概要
○5/3~4(土) 檜山宅~登山口234km 天気:快晴 歩行距離:10.8km 累計高度(+):1,687m
那珂市一関池19:00集合・発===水上IC==21:50谷川岳インフォメーションセンター(テント泊)
5:00-----5:25西黒尾根登山口-----7:40ラクダの背・巌剛新道分岐7:58-----9:14ザンゲ岩-----9:43肩ノ小屋9:46-----9:52トマノ耳10:00-----10:10オキノ耳10:15------10:35肩ノ小屋11:00-----11:13ザンゲ岩-----12:00巌剛新道分岐12:10-----14:12登山口-----14:29谷川岳インフォメーションセンター14:45===水上温泉・ふれあい交流館===18:25那珂市一関池(解散)
谷川岳インフォメーションセンターから出発です。
西黒尾根登山口です。
急傾斜の登りが直ぐに始まります。
幾何学模様が良いですね。
この道標がペース配分の目安となります。
まだまだ登りは続きます。
残雪が出てきました。
イワウチワがたくさん咲いていました。
標高が少し上がると、ショウジョウバカマに代わりました。
岩場が出てきました。
ラクダの背までの一つ目の大きな岩を登ります。
トマノ耳とオキノ耳が見えました。
これが二つ目の岩です。これを越えるとラクダの背に立ちます。
南方に富士山が見えました。望遠で何とか撮りました。
樹林帯はここで終わりです。ここからの景観が大好きですね。
巌剛新道分岐に着いた仲間を撮りました。
巌剛新道分岐から見えた朝日岳です。馬蹄形縦走登山では必ず通る大きな山です。
その先左手奥の山は巻機山です。
トマノ耳目指して登ります。行く手の岩には黄色ペンキが点々と付いています。
大きな岩には、必ず鎖が付いています。
天神尾根をみると、ゼブラ模様が見えます。雪が少ないね。
武尊山が正面に見えます。右手の山は皇海山か。
だいぶ標高が上がってきました。
赤城山です。
雪田に出ます。行く手に見える大岩の突起がザンゲ岩です。
ザンゲ岩
ここからも富士山が微かに見えます。
武尊山の左には日光白根山。
大きな朝日岳の左手に中ノ岳と越後駒ヶ岳が見えます。
大きな山頂雪田を登ります。ここは遅くまで残っている雪田です。
天神尾根から登ると、最後にこの大きな雪田を登ります。視界がない時は方向が判らず危険個所となります。
肩ノ小屋に到着です。直ぐにトマノ耳とオキノ耳に向かいます。
トマノ耳です。
オキノ耳が見えます。
オキノ耳には三人で登りました。
オキノ耳からの景観です。
中ノ岳と越後駒ヶ岳をズーム!
苗場山が見えます。
肩ノ小屋に戻って山頂ビールで乾杯‼
下方に関越道の換気口が見えました。(85年9月にお世話になった換気口だと思う。)
下山します。結果として、西黒尾根を登った登山者は天神尾根を下るようだ。
この大岩は一枚スラブの大岩だ。
急な雪田を渡って大岩の下に。
登ってくる登山者とたくさん出会う。
上を撮る。
ザンゲ岩をズーム!
巌剛新道分岐です。ここからマチガ沢に下った時もあります。
先行者の二人をズームで撮る。
大岩を下る前に最後の写真を撮る。
オオカメノキの花
樹林帯の下りも辛い下りだ。
目安の道標を過ぎると、高圧鉄塔に。ここから登山口までは20分弱。
登山口に着きました。西黒尾根からの登山は無事終了です。
谷川岳インフォメーションセンターに着きました。駐車台数は40台ほどでした。