西ギボシ付近からの権現岳と権現小屋。一瞬の晴れ間で撮れました。
同じく編笠山と青年小屋。この後直ぐにガスが・・・・・。小屋の右手台地がのろし場です。
権現岳と編笠山に最初に登ったのは、81年9月に蓼科山から編笠山まで八ヶ岳の全山を単独で歩いた時である。記録を見ると、3泊4日(北横岳ヒュッテ(素泊り)→オーレン小屋(ツェルト泊)→キレット小屋(素泊り)で踏破していた。天気には恵まれなかったが。この時にも観音平に降りたが、一緒に降りた女性達の好意で小淵沢の駅まで同乗させて貰ったようだ。権現岳はその後の14年4月の残雪期に、やはり単独で天女山からのピストン登山をした。
今回のコースは内の奥さん同行のテン泊登山での有力候補であったが、時間的には青年小屋まで3時間ほどで行ける良いコースだと思ったが、如何せん登山道が岩だらけのため難渋すること必定である。特に編笠山の登下降は、赤城山の比ではない。勧められないと思う。
この日の天候予報はてんくらAであったので、八ヶ岳南端の山からの富士山・南ア連山を期待していたが、結果はその姿を拝めなかったのは残念である。
再度権現岳に行くならば、3~4月の好天気の残雪期に前三ツ頭にテントを張って、正面に見える端正な富士山を眺め尽くしたいと思っている。
1.日 時 令和5年8月8日
2.目的の山 権現岳(2,715m)編笠山(2,524m)
3.メンバー 単独
4.行動概要
○8/8(火) 檜山宅~登山口 291km 天気:曇り時々晴れ 歩行距離:11.7km 累計高度(+):1,439m
檜山宅1:00===(中央道)==小淵沢IC==5:00観音平登山口5:12----6:00分岐・雲海----6:38押手川6:43----(巻道コース)---7:53青年小屋8:02----8:27のろし場----9:08ギボシ---9:15権現小屋----9:22権現岳9:42---10:34のろし場10:45---11:02青年小屋----11:28編笠山11:32----12:24押手川12:30----12:57雲海----13:30観音平登山口===道の駅こぶちさわ(温泉)==小淵沢IC===(中央道・圏央道)====自宅
道の駅こぶちさわで30分弱ほど仮眠してから観音平登山口へ。車が10台ほどあった。登山計画書を投函してから出発する。
登山口から直ぐに雲海分岐に直接登るコースと分かれて、富士見平コースから雲海へ。
昨夜の雨で石も濡れているので要注意だ。
サルオガセという着生植物。
押手川に着く。ここからルートは、編笠山に登るコースと編笠山を巻いて青年小屋に出るコースがある。天気も考慮して編笠山は下山時に登ることにした。
昨日の雨で随所に水溜まりがある。
標高2,280mの道標からは、青年小屋まで20分の表示。
現在改築中の青年小屋に着きました。
玄関には有名な赤提灯が・・・・。
テン場です。ほとんど撤収中でした。
小屋から見た編笠山。この石の堆積帯を登って行くのですが。
見晴らしの良いのろし場です。
キボシの一部ですが、ガスが掛かっています。
小石の堆積帯を登ります。
一瞬、頭上が見えた。奥の霞んで見えるピークがギボシでしょうか。
小石の堆積帯は崩れやすい。
ギボシが見えます。あの頂きまで登ります。
お花畑がありました。
クサリの箇所があります。
トラバース地点
クサリを登ります。
ギボシの最高点へのクサリ場
権現小屋はただ今休止中です。
権現小屋の上に出ると、目指す権現岳が見えました。奥の霞んでいるピークです。
権現岳の岩場の下にあります。
天女山コースから登ってきた地元の女性と、山頂写真を撮り合いました。
ギボシが浮かび上がる。
彼女が下山に掛かって直ぐに一瞬の晴れ間が・・・。山頂で待機します。
ギボシも見えてきた。
青年小屋も微かに見えた。
ギボシ連山がスッキリと見えた。
ギボシをズーム!
下山します。
振り返ると、権現岳が見えてきた。
月と飛行機雲。
この斜面が一番崩れやすい。
のろし場からの西キボシ
赤ペンキを追って登ります。
編笠山の山頂は、大きな石の堆積帯です。蓼科山山頂を少し小さくした山頂です。山頂にはたくさんの登山者がいました。
編笠山からの下りは、膝に悪い下山です。ここを登った来る登山者の多くは、編笠山までのようです。
大石を絡め取っているみたい。
押手川まで降りてきました。ここからもまた石の道でした。
観音平近くまで降りると、気持ちの良い笹の原です。
無事登山口に降りて終了です。
今回の登山で出会った花達です。
ウメバチソウ
イブキジャコウソウ
ナデシコ
ミヤナコゴメグサ
オトギリソウ
ヒメシャジン
ヤマハハコグサ