この山容が見たかったのです。やっぱりマッターホルンでした。

 

山頂に着きました。目の前に馬蹄形を成す谷川山塊の山々が見えた。

 

ズーム!左手の大きな山が七ツ小屋山。真ん中のオキノ耳から一ノ倉岳、茂倉岳、万太郎山と仙ノ倉山です。

 

大源太山は、4回辿った馬蹄形ワンディー登山の折にいつも気になる山だった。上越のマッターホルンと称されるその特徴ある山容をまじかに見て、いつかは登るべき山となった。今回の計画では、大源太山の山頂を踏んでからその山容を仰ぎ見ようと、馬蹄形の主稜線に抜けるルートを採った。狙い通りに仰ぎ見るその山容に十分満足する結果となった。ただし、今夏は例年以上に暑い夏の予報なので秋に実施することも考えたが、思い立つとすぐ実行したい性分なので、気が変わらないうちに登ろうと思った。

 

○8/1(月) 自宅から登山口 161km   天気:晴れ  歩行距離:11.2km   累計高度(+):1,469m

自宅2:05===(上信越道・越後湯沢IC)===5:25登山口(726m)5:40-----5:52謙信ゆかりの道分岐----6:04渡渉(2)--(急登)--8:05大源太山8:40-----9:41主稜線---9:46七ツ小屋山(1,675m)----10:31分岐(1,544m)-----11:13シシゴヤシノ頭(1,473m)11:20-----12:33謙信ゆかりの道分岐-----12:45登山口

 

登山口です。山頂まで3.5kmの表示。計画書を提出して出発です。

 

最初の渡渉点です。増水時には難しいかも。

 

一周してこの分岐に出ます。

 

二度目の渡渉点です。

 

渡渉を終えると、急登が始まりました。

 

 

樹間に見覚えの山が…。左手の山は苗場山です。

 

ようやく山頂が見えてきました。東に向かって登るので逆光で眩しい。

 

 

振り返ると、湯沢の町が見えます。

 

主稜線から下り、辿る稜線の向こうに、谷川連峰の山々が見えました。

 

山頂直下には岩場が拡がっている。

 

振り返ると、眼下に湯沢の町と大源太キャニオンが。

 

山頂はもうすぐです。

 

山頂に着きました。

 

山頂からの巻機山です。

 

朝日岳から続く稜線にある柄沢山です。

 

巻機山に続く稜線と朝日岳です。右手は笠ヶ岳かな。

 

 

ズーム!万太郎山の右手は仙ノ倉山です。

 

ズーム!左手の峻峰はオキノ耳。そして一ノ倉岳と茂倉岳。その手前に武能岳。

 

朝日岳から白毛門までが見える。

 

明日登る予定だった、岩原スキー場から迫り上がる飯士山が見える。

 

大源太山の東面は傾斜が強く急降下の下りとなる。

 

鎖や補助ロープが設置されているので安心だ。

 

 

 

左手の峰から降りてきた。

 

これから辿るルートが七ツ小屋山まで延びていた。

 

最低鞍部付近から見る。

 

 

主稜線近くまで登ると、南面の壁が見えた。

 

朝日岳から白毛門までの稜線。

 

主稜線付近からの大源太山。

 

巻機山から柄沢岳の稜線。

 

主稜線に着きました。

 

七ツ小屋山は直ぐでした。

 

オキノ耳と一ノ倉沢岳をズーム!

 

七ツ小屋山に着きました。暑い!

 

七ツ小屋山からオキノ耳までの稜線が見える。右手は万太郎山の鋭鋒。

 

 

 

笹が登山道を隠す。

 

笹原の中から七ツ小屋山を振り返る。

 

 

シモツケソウが咲いていた。

 

シシゴヤノ頭への分岐に来ました。

 

シシゴヤノ頭に向かって下り、振り返ります。

 

右の七ツ小屋山と大源太山。奥は巻機山方面。

 

大源太山へと登った稜線を見る。やっぱり斜度が強いなぁ~!

 

ここからの七ツ小屋山は大きい山容だ。

 

真ん中の峠に蓬ヒュッテがある。

 

シシゴヤノ頭に着きました。ここから一気に高度を下げていく。

 

最後に見た大源太山。

 

左は武能岳と右茂倉岳。

 

下る途中に冷たい水場がありました。美味い!

 

謙信ゆかりの道分岐に着いて、一周登山ができました。

 

灼熱の登山口に戻って、今回の登山は終了です!それにしても暑い!

 

 今夏のような暑い夏には、やっぱり不向きの山でした。それでも流れる汗でグッショリとなりながらも無事終えたことに満足し、湯沢町の共同湯の「岩の湯」に入湯してから明日の山をどうするか考えた。とりあえず計画予定の岩原スキー場に走らせた。

 

 

 再度、明日2日の用事をキャンセルしたことを考慮し、てんくら予報の再確認をした結果、久しぶりに仙ノ倉山に登ろうと決めて、平標山登山口近くにテントを設営した。ビールを傾けた時に雨が落ちてきて、直ぐに豪雨状態となった。テントの回収もまま成らず車に避難。雨が止むまで1時間弱ほど待機した。

 

 

 結局、テントは張れずに窮屈な車内で一晩過ごす羽目になってしまった。それでも明日は03年10月に谷川山塊縦走登山以来の仙ノ倉山を目指すことにした。(その時以外に登った記憶があるが、登山年表で見つけられなかった。)

 花は、明日登る平標山もほぼ植生が同じだったので、花の写真はそちらで報告したい。