やって来た彼氏くんは意外にも
『搬送して下さい。それでいいだろ?』
ってあっさりしててこっちが拍子抜けしました。


同時に安心。
先生が搬送先を探してくれてる間、ずっと手を握っててくれました。




遠くで電話する先生の話を聞いてたんだけど、すごく必死に説明してくれていて。
悩んでた自分が申し訳なくなりました…






そして、受け入れ先決定。
この病院から10分くらいの知ってる大きな病院。


基本的に30週以下の場合は受け入れない病院だから良かった。
って看護師さんが話してて先生にますます感謝しました。




なにで行くのかなー?
なんて呑気に考えてたらなんと救急車。


立って歩けるよって思ってたのに、診察室から担架に乗せられて起きあがる事すらさせてもらえない。



それだけ安静にしてなきゃならない状態だったのに、仕事行った自分に改めて後悔しました。



『朝、病院来てたら
こんな事にならなかったかな。』

彼氏くんに話すと
変わらないでしょって否定してくれたけど、絶対何かは変わってたはず。

ひたすら後悔しました。








先生は自分の車で受け入れ先へ向かって、救急車には彼氏くんと看護師さんが乗りました。


この時の体温38.5℃。


熱があるなんて全く気づかなかったけど、自覚した途端くらくらしました。





気持ち悪いなぁと思い始めた頃受け入れ先に到着。

そのまま分娩室へ運ばれました。


さすが大きい病院。
助産師さんだか看護師さんだか
7~8人ついてくれる事に驚き。


そして、暇か!(←失礼 笑)と思いました。




すぐ血液検査やらエコーやらをやられ
その間彼氏くんは何枚もの書類にサイン。




いつの間にか元の病院の先生はいなくなってて、新しい先生は女医さんでした。


『検査結果が出ないと何とも言えないけど、おそらく感染症だと思います。』
と言われました。



感染症だった場合、
菌が赤ちゃんにうつってしまうよりは、生まれて適切な処置を受けた方が安全。


ただ、小さいから自力で生まれる事が難しければ帝王切開になる。


生んだ方がいいか
お腹にいた方がいいかは、血液検査の結果で決めるけど、心構えはしてとの事でした。







書類を書き終えた彼氏くんは
落ち着かないのか煙草を吸いに外へ。


張り止めの点滴してても、痛い時は痛いもので中々戻らない彼氏くんにイラッ(笑)


戻ってきてみたら
私の妹も一緒で、イライラがおさまって何だかあったかい気持ちになりました。







そして検査の結果。

子宮内膜感染症




生む事が決定して
張り止めの点滴は外されました。