冬ごもりをしたくなるような曇天。
あたたかで穏やかな晴天。
心の天気がめまぐるしく変わる日々。
頭のなかには
いつも義母のこと。
ずっとの介護はしんどいけど
ときどきなら頑張れる。
そんな気持ちから
入院を軸に月の4分の1くらいを家で一緒に過ごしています。
行き来させてもらい
病院には感謝しかありません。
けれど認知機能が低下しているゆえ
行ったり来たりすると頭が混乱するそう。
早く退院し
落ち着きたいと懇願します。
どうしたら退院できる？
先生に相談してくれんか？
毎日電話をくれます。
本当はいつでも退院できるのに
家で看る私の覚悟がないだけなのに
病気やコロナ事情のせいだとと思ってくれていて
なんとも申し訳なく心が痛いです。
先生いわく
もし退院させる気があるのなら
早い方がいい。
放射線の効果がでて今が一番いい状態。
家で看るのは段々と難しくなるだろうからね、と。
入院。
在宅介護。
施設。
どうするか
決断する時期にきています。
主人や義兄は
病院にこのまま入院させてもらっては？
でももし継続（入院）が難しいなら、施設への入居を検討。
年金を大幅に超えないグループホームを探してみよう。
退院しての在宅介護は、考えなくてもいい。
デイに行くのを条件に退院しても、行ってくれるか分からないし。
仮に行ってくれても負担が大きければ
こちらが先に倒れてしまうかもしれない。
、、、と話して。
退院させてあげれず
一緒に過ごす時間をたくさん作れず
申し訳なく感じていたけど
息子たちはそれでいいと言ってくれた。
2人の思いを聞いてホッとしました。
ただね
もう一人の自分が
あと少しだけ頑張ってみたら？
とりあえず1か月だけでも、退院させてあげたら？
と囁いています。
運転中、料理中
ふいに
涙があふれます。
去年の今頃
亡き義父の介護講習を一緒に習いにいったこと。
畑仕事を手伝うと
ケーキやコーヒー、オロナミンCをくれ
ありがとうと言ってくれたこと。
世話好きで、気丈で
話し上手で、誰からも好かれていたこと。
花好きな私が喜ぶよう
毎年、たくさんの花を咲かせてくれたこと。
病が発覚し義母自身が検査入院するとき
要介護5の義父の介護は大変だから
Tちゃんに苦労させたくないといって
フラフラしながらでも私を心配し
預け先を必死に探そうとしてくれたこと。
抗がん剤治療が終わり
家で介護していたとき
あなたの優しさが辛い。
これ以上、苦労させれん。
病院か施設に入れることを考えて
早めに決断しなさい。
涙声で何度も言ってくれたこと。
いつもありがとう。
感謝しかない。
もし死んでしまっても
ずっとそばで守ってあげるからね。
泣きながら言ってくれたこと。
優しい記憶がよみがえっては
あたたかく切なく
なんとも言えない気持ちになります。
読者の皆様へ
読みに来てくださること
いいねやメッセージをくださること
姿は見えないけれど
存在を感じ
励まされています。
本当にありがとう。
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