ドミニック・ローホーさんの本を読んだ時

今まで漠然としていた「幸福」がどういうものなのか


淡い光の筋が一瞬見えた気がしました




幸福な瞬間とは


子供の誕生
成功・報酬といった
特別なことだけではない



頬にふれる大好きな人の

やわらかな髪



ともに過ごす穏やかな時間
楽しそうな笑い声




感動の映画
面白い番組




花の香り
鳥のさえずり



初々しい新芽
真っ青な空




広大な山
散歩中に出会った可愛い猫


など



これらの日常で感じる、

ささやかな喜び、楽しみ、嬉しさも

幸福のひとつだと、私は思うのです




著者の言うように

「幸福」がひとつの「点」であるとすれば


点は「生」の間は続き

やがては、、、途絶える




幸せの点が続くということ

つまり

「生きていくこと」は、

当たり前ではなく奇跡の連続なのです



 

そして

幸せの「点」が多ければ多いほど

心のキャンバスは、色鮮やかになります



幸せの点がたとえ小さくても

幸せが沢山あれば、素敵な絵となり、

 

最後の瞬間に

「幸福な人生だった」と、

微笑むことが出来るのではないでしょうか




今を

幸福に感じるか
感じないかは

その人が
その幸福に気づいているか
気づいていないか


自分が幸福の中にすでに生きていることに気づけば

ささやかなことにも感謝し
日々を大切に過ごしていける
これが「幸福な人生」、生き方ではないかと

私は思いました






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ドミニック・ローホーさんの本を

愛読書として手元においています


この本との出会いで

自分を好きになることができたと感じています


何度も読み返していますが

不思議とその時々で

目にとまり、心に響く言葉は違うのです


この本から得たものはとても大きく

これからも大切にしていきたい本です


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「限りなく少なく」豊かに生きる

【著者】 ドミニック・ローホー
【訳者】 原秋子