「第9回ポストマンライブ~群馬・館林記念病院編~」 | 樋口了一オフィシャルブログ「ポストマンライブ日記」Powered by Ameba

「第9回ポストマンライブ~群馬・館林記念病院編~」

こんにちは、ポストマンスタッフ『H』です。

大阪箕面市のあとしばらくですが、私、2回目のポストマンライヴ同行記の掲載です。





第9回ポストマンライヴは4/29祝日の水曜日、群馬県は館林市にやってきました。

みなさん館林ってご存知ですか? 私、初めて来ました館林。

駅を出るとロータリーの真ん中に、ツツジの花に囲まれた“たぬき”を発見!


樋口了一『ポストマンライブ日記』


これは、、、、、館林の茂林寺に伝わる茶釜の狸!!


そう!童話『ぶんぶく茶釜』の茶釜に変化したタヌキさんです。


子供の頃絵本で見たことありますね~。

タヌキとツツジに見とれていると駅前で読書をする樋口さんに遭遇。









樋口了一『ポストマンライブ日記』


樋口さん、館林はうどんも有名なんですって、帰りに食べましょうね。。。



というわけで、

今回のポストマンライヴの届け先は・・・

館林記念病院綜合リハビリテーションセンター。


依頼人の主任の岩崎さんは、明るくて親切で、カッコイイお兄さん!

岩崎さんは朝の情報番組で『手紙~親愛なる子供たちへ~』の特集を見て知ったんだそうです。


ご自身の仕事の経験もともなってか、とても自然に、正面からこの歌を受け止めてくれていました。

岩崎さんをはじめスタッフの皆さんがリハビリ患者さんや病院の先生、デイケアのおじいちゃんおばあちゃんを大勢呼んでくださっていて・・・



なんと60人近い方たちが次々にリハビリセンターに集まって来ているではないですか!


樋口了一『ポストマンライブ日記』

午後2時、リハビリルーム、いよいよポストマンライヴスタート。

岩崎さん自身が司会をして、樋口さんを紹介。

樋口さん『今日は岩崎さんにこの場所に呼んでいただきました。少しの時間ですけど楽しんでください。では、皆さんも良くご存知の歌を・・・』





♪♪「春が来た、春が来た、何処に来た、・・・」





春ですね、館林の街で見たつつじの花が目に浮かぶよう。

歌う樋口さんに皆「うん、うん、」と頷いたり、吸い込まれるように見入って。





すると『お手を拝借!』・・・「朝花」にあわせて手拍子が鳴る。








樋口了一『ポストマンライブ日記』








「手紙~親愛なる子供たちへ~」を届ける。

目を閉じて、歌詞カードをみながら、涙を拭きながら、、、

「手紙」の“言葉”に正面から向き合ってくれるセンターの方たち。

樋口了一さんに暖かい拍手を送ってくれる人生の先輩たち。








例外無く、お年寄りも小さな子供も大勢で「1/6の夢旅人」を大合唱。




「館林記念病院じゅうを僕らの♪」


「館林記念病院じゅうを僕らの♪」


最後に樋口さんからの言葉はこうでした。





今日はケアスタッフの方もたくさん来てくださってありがとうございます。

病院スタッフの皆さんに比べて僕は年配の方と接することは本当に少ないし、教えられることがたくさんあります。

(介護やデイケアという形で)毎日接しているスタッフの皆さんにとって、

この歌が何かこう・・・

みなさんが戻ってこれる場所になってくれたらいいなって、思います。

この『手紙』が、たくさんの人に伝わってくれることを願っています。


樋口了一『ポストマンライブ日記』

演奏中もずっと、センターのスタッフの方たちは、

お年寄りの手を握って、

一緒に拍手をしたり、

耳元でお話をしてあげていたり。

あったかいなぁ。。。。。。

ずっとそばで触れ合っている姿にとてもあたたかいものを感じました。

『手紙~親愛なる子供たち~』は、ひとつひとつの心に触れ合える言葉として、丁寧に伝えて生きたい。この歌に出会った人たちに大切にしてもらえるように僕らもそうしたい。

そう思いました。

樋口さん、ツツジの頃、またきっと来ましょうね。

あっ、美味しいうどん屋さん教えてもらいました。

『花山うどん』。



樋口了一『ポストマンライブ日記』

栄養つけに行きましょ。

明日もまた、いつものように新しい朝が始まります。






今回も素晴らしい出会いに感謝!





■今回ご応募頂いた、館林記念総合病院さんからのメッセージ


先日は遠路遥々、お越し頂きまして、本当にありがとうございました。


樋口さんの“手紙~親愛なる子供たちへ~”がニュースに取り上げられているのをお見かけしたのが、私の樋口さんとの出逢いでした。普段、デイケアで働き、感じることに共感する部分があり、歌詞を読み、感銘を受け、樋口さんの歌を聞いてみたいとCDを探したのを覚えています。
今日の歌を聴かせていただきながら、利用者様と重ね合わてしまうものがあり、利用者様ひとりひとりの歴史を想うと、その深さにかけがえのないものを感じ、それぞれの歴史を積み重ねた今は貴重な時間であり、その時間を共有できることを大変光栄に、そして大切に感じました。

樋口さんのお父様の話を聞かせていただいたとき、自分の両親を重ね、人が歳を重ねていくこと、老いてゆくこと、命を終えていくことは自然なことだからというお父様の言葉が大変心に残っています。
また、樋口さんの届けてくださった手紙を今後、樋口さんの歌を必要とする方、樋口さんの歌を届けたいと思う他の方々にも伝えていけるようにすることが、今回幸運にも、樋口さんの歌を聞かせていただいた自分たちの役割ではないかと感じました。
利用者様も普段の生活では味わうことの出来ない機会だったと思います。取材がくると聞くとオシャレをしていかなくちゃと以前より、楽しみにしてくださっていた女性もおられました。その変化だけでも、私たち職員にとっては、非常にうれしいものでした。

お帰りの際も、みなさん笑顔でいらっしゃったのも印象の残りました。このようなきっかけを作ることができましたのも樋口様はじめ、本日遠くから足を運んでくださいましたスタッフ皆様のご熱意、ご協力あってのことと感じております。

館林記念病院総合リハビリセンター職員一同感謝しております。
樋口様のお帰りの際、“また、機会があったらぜひ”というお言葉を頂きましたが、そのお言葉を信じ、またの機会を楽しみにしております。ぜひ、またいらしてくださるのを心待ちにしております。

樋口様、スタッフ皆様方の今後の更なるご活躍を期待しております。遠くからエールをおくっています!!

それでは、お体にお気をつけて。本日は本当にありがとうございました。


館林記念病院総合リハビリセンター(通所リハビリ)
職員一同


樋口了一『ポストマンライブ日記』