夏休みこそ自分の苦手に向き合う最後のチャンスということ、怖いけれど。 | higuchinoraのブログ

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受験、子育て、お金、犬、料理、旅、日々の忘却録です。

こんにちは。

NORAです。

 

子どもは東京の私立医学部へ地方公立高校から現役合格し、通っています。

私立は4校中2校合格しました。(1校は共通テスト出願で、共通テストに得意科目で失敗したため合格できませんでした。)

国公立前期日程ご縁がありませんでしたが、後期日程は合格をいただいています。熟慮の末私立に通うことにしました。

 

いよいよ夏休みですね。

今は子どものおすすめでブラックペアン観ています。

 

 

 

子どもが医学部に入る前までは、単なるエンタメとしてしか医療ドラマを見ていなかったのですが、今は

 

医師になるとは

医師の倫理観とは

医師に必要な心と不必要な感情

 

というあらたな見方をしています。

 

研修医の世良先生が

 

「なんで俺って医者になりたかったんだっけ?」という言葉、胸に痛いほど刺さりました。

 

おそらく小さなころから医師になると決めていた子どもではありますが今後このような壁に何度もぶち当たり涙を流すであろうことが想像に難くないからです。

 

夏休みはまとまった時間をとって勉強に集中できる時間です。

 

高3だった子どもはK大学医学部を目指していたため過去問に入っていました。

私にとって驚きだったのが過去問の量。

しかも「赤本」でなく「青本」というものが存在知っていたこと。

青本には過去25年分の問題が掲載されており、初めて見た私には驚きしかありませんでした。

 

過去問と並行してやるべきことは苦手教科の底上げです。

K大医学部に受かるためにはなるべく苦手教科をなくすことが大切だからです。

(それはすべての受験に通じることでもありますが)

 

子どもは、英語がものすごく得意だったためこの時点では十分な状態でした。

しかしのんびりした性格と、計算に問題があったため数学が伸び悩んでいました。

それと一緒に物理も計算間違えで点数を落とすこともありました。

 

数学の問題集をやることも大事ですが

何よりも一番大事なのは

計算力を上げること

これって、本当に難しいんですよね。

なんでか。

 

一番の基礎中の基礎だから

そんな時間ない!!!!

と焦ってしまい取り組むことができないんですよね。

 

うちの子どももそうでした。

上のブログでも書いてある通りなかなかやった効果が出てくるまでに時間はかかるし、膨大な過去問があるからやらなければならないことはたくさんある。

 

 

 

 

 

この本で書いてあることを紐解くと、

 

数学は理系科目の根底の科目でありこれが大事であること。

計算はできるだけ毎日やること。

技術だから磨けば光るが、やめるとあっという間にさびついてしまうということ。

基本子どもの勉強には絶対ガーン

口出ししない方針でしたが、計算についてはあえて何度も何度も毎日毎日言いました。

 

模試から帰ってきたときの反省会の言葉が毎回

「計算をまちがえてしまった」

だったのでこれに関しては自分でも意識があったので私が話をしても強い反発を受けることはなかったです。

自分でもやるつもりでいるけれどほかの勉強をやっていたらあっという間に夜になりまあ、明日でいいかと後回しになりがちな基本ルーティン。

 

でも怖いですよね。

夏休み。

少しでも過去問を解きたいのに基礎中の基礎の計算に戻って時間をとられるのは。

死ぬほど怖い。

 

だけど、絶対夏休み。この恐怖に勝てなければ秋以降の成績の伸びには絶対つながらない、

私は子どもの受験を通して学んだことの一つです。