しょっぱいバーガーはいかが?
レバノンからヨルダンには直接行けないので、シリアをもう一度経由しなければ
いけない。日本人のトランジットビザ、8ドル。コリアン20数ドル。カナダ人50数ドル。
なんで??こんなにちがうの??
一緒のバスのカナダ人は1日、2日のために50ドル。
はっきり言ってオレはイヤ。払わなくちゃいけないんだろうけど
オレはイヤ!!
良かった日本人で。
シリアのダマスカスに着いてそのままヨルダンのアンマン行きのバスに乗り換えた。
ヨルダン・・・なんですか??アンマンは聞いた事があるよ。
よく中東なんかのニュースのとき記者がいるのはアンマンだ。
「アンマンの○○記者どうぞ。」なんてよく紹介されたりしてる。
アンマンにはある人物に会いたい。そのために行くも等しい。
旅を始めてからいろんな土地で彼の噂を聞く。
めちゃくちゃ評判のいい男だ。
ある人は「中東の旅のハイライト。」
ある人は「人間世界遺産。」
そこまで言われてる人にはぜひ会いたい。
いろんな情報が飛び交う中、一番有力であるマンスールホテルへ向かうことにした。
バスを降りてから、ここドコよ??っていつもなるんだけど
中東ほど人が優しいところはない!!
この時もさぁ~てどうすっか?って考えていたら、親切なおっちゃんが道案内してくれた。
しかも面白いことに、途中であった人にバトンタッチ。
「こいつら頼むわ~。」って具合に(笑
なかなか距離があってなかなか着かない。そうすると疲れただろうって
ジュースをおごってくれるし、宿を最後まで一緒に探してくれるし。
アッラーってヤツはすごいヤツだと感心させられる。
中東一の見所の彼の名前はサーメル。
彼のことについて書くときりがないので省略させてもらうけど、
悲しい過去を持っていて、ってここ中東ではそんなにめずらしい事では
ないんだけど・・・
それから日本人LOVEなんです。そして日本人ツーリストもサーメルLOVE。
宿のスタッフとして働いていて、日本人に尽くしてくれる。
ネスカフェと呼ばれるコーヒーをちょくちょく入れてくれて、お金は彼の自腹。
お金を払おうとしても受け取ってもらえず、いつしかサーメル募金なるものが
できるほど。
みなさんコウダさんって人を覚えているだろうか?
イラクへ行って殺されてしまった人を。
コウダさんもイラクに行く前にサーメルに会っている。
イラクに行く為の手配も彼がしていた。
そして今も、その事について後悔し引きずっている。
彼の夢はコウダさんの名前を借りてコウダホテルという
ホテルを作ること。
そして事件は起きた。
彼がマンスールのオーナーとうまくいっていないというのは、なんとなく
聞いていた。以前にもクリフホテルでサーメルがやりたい様にやらせてもらえずに
マンスールに移ってきた。それが当初の約束していたことが最近だんだん守られなく
なってきたという。
そしてこの日サーメルはもう耐えられないと宿を移ることを決意。
その報告はあまりにも突然だった。
新しい宿はサーメルのお父さんがサーメルのためにオーナーになってくれた宿。
サーメルにとってもこの宿に移ることが一番なのだ。
サーメルから報告を受けた日本人の旅人達は、いっしょに移るよと言った。
ここのオーナーにいかにサーメルが大事にな存在なのかわかってもらおうと、
サーメルに会うために来たんだからと。
サーメルが以前いたクリフからもってきた情報ノート、ガイドブックや日本語の本類は
すべて移すことにした。旅人にとってこれらはとっても大事なものだ。
これによって次の行き場所の情報を得たり、久しぶりの日本に触れる事ができるから。
そして行動は次の日の朝に決定。
そしてごっそり本を手分けして持っていこうとすると、異変に気付いたオーナーが激怒。
そりゃそうだ。10人以上の日本人と大量の本が一気に自分の宿を去っていく。
見逃せるわけがない・・・・
新しい宿に移って、8人で気分を入れ換え死海で遊ぶ。
死海。そう。塩分濃度が濃すぎてどんな生物も生きることができない死海。
そしてヤケにプカプカ浮くことのできる死海。
そこでキャッキャいいながら(実はこの時2回目。死海はたのし~ぞ)
思いっきり遊んで帰ってくると、まだ事件は解決していなかった。
オーナーが怒ってサーメルを脅してきたのだ。
そして、ヨルダンの実情を知ることになる。
オーナーはヨルダン人でサーメルはパレスチナ人ということが一番の問題だと言う。
オーナーは警察にサーメルがお金の入ってる棚を壊して、1000ディナールもって逃げたと
訴えるつもりらしい。(金額はいくらでも言えるとのこと)
もしもやめて欲しければ、1000ディナール払ってマンスールに戻ること。
立場の弱いパレスチナ人のサーメルは、訴えられれば一方的に負けるとのこと。
警察もオーナーの言う事しか聞かないだろう。
ここではじめてヨルダンの身分の差っていうものを知った。
実はマンスールのオーナーは2人いる。
もう1人のオーナーはサーメルに対してはとてもよくしてくれるらしい。
そしてこの事件もそのもう1人のオーナーによって解決された。
もう1人のオーナーが怒っていたオーナーから、ホテルのオーナー権(?)を買い取って
くれたらしい。
それがいくらで取引されたのかはわからないけど、結局のところサーメルは囲われたんだと思う。
せっかくお父さんが買い取ってくれたホテルがあるのに、マンスールにいなければならない。
そして、マンスールのオーナーも日本人を呼ぶサーメルのことを手放さないだろうと思う。
うちらが、騒ぎを大きくしなければもう少しうまい事いったような気もする。
サーメルがしっかりと自分の「コーダホテル」を持てる日は来るんだろうか??
そうそう、中央アジアまで一緒に旅をしたさとしを「イエメンに行こう!!」って
さそったら、「イエス!!」だって・・・正直驚いたけど。
ヨーロッパにいたのに急いで飛んでいきます。だって。陸路で・・・
そして、アンマンで無事に会うことができました。
彼の機動力には驚きです。(笑
日本にいたときは世界は広い。とか地球はでかいとか思ったけど
彼を見てると実はそんなにでかくねぇ~んじゃね~の?
なんて思ってしまいます。(笑
とりあえず、イエメンの前にイスラエルに行くことに。






