おとぼけ | ぷーたの目指せ!!世界一周!!!

おとぼけ

フナルッグに向かう途中、柿売りのおっちゃんがこう言った。
「泊まるところはどうすんだ??」
オレがわかんない。そう言うと
「なら、家に来い。」
おっちゃんの家はフナルッグにあんの??と聞き返したら、
そうだと言う。

フナルッグに向かう途中は天気も悪く、雪が降ってる。
この中で泊めてくれる家を探すのもむずかしい。
第一、外に人が歩いてるとも思えない。
それなら、いっそおっちゃん家に泊めてもらおうか。
「いくらで泊めてくれんの??」
と聞くと10マナト。
バクーの宿と一緒だ。だけど探せばもう少し安く泊まれるはず。
アゼルは物価がそこそこ高い。しかも、交通費でぼったくられてる(予想)
さーてどうしようか??
1マナト100円くらいで片道20マナト。
完全に現地の人ならもっと安く移動できるはず。
アゼル人は嫌いです。ぼってくるくせに値切らせない。
旅行者の足元見やがります。
フナルッグ行きの車を探す時も、30分くらい粘った。
だけど結局、言い値の20マナト。正直言うと行こうか
どうかも迷ったほど。迷いに迷って決めた事だけど、ずっと納得できなくて
気分悪く車に揺られていた。
往復で40ぷらす宿代10合計50マナト。
特にどうしても行きたいって場所じゃないのに、この値段は
出したくない。

フナルッグの手前の小さな集落についた時、
おっちゃんがこう言った。
「ちょっと、家に寄って行っていいか」
ちょっと、待って・・・おっちゃん・・・
あんたの家、フナルッグにあるって言ったじゃん・・・

荷物を置いていこうと言うおっちゃんに対して、
オトボケ作戦。(笑
片道って話をなぜか往復って事にして、
交通費で20マナト、宿代で10マナトでいいんだね??
と俺が言う。
そうすると、当然おっちゃんはいやいや違う。
片道で20マナト、往復で40マナトだ。それにプラス10マナト。
と言ってくる。
そこでまたちょっと話が違うでね~か。往復で20だろ?
と言いくるめ。(笑
わかった。全部まとめて40マナトでいいよ。
って言ってくれた。(笑
簡単に言うと宿代が浮いた計算になるね!!
らっき~!!ラッキ~!!

話が付いたところで家にお邪魔する。
しっかり、お昼とチャイ(お茶)を頂いた所で
目的のフナルッグに向かう。

そこは雪が真横に降っていた。故郷の新潟の冬を思い出したよ(笑
フナルッグ村は山の斜面に石作りの家がしがみついてる、
ちいさな村。


そこに3時間くらい柿売ってるから、
見てきなって言われても、極寒のこの土地でそんなにいたら
死んじゃいます。(笑





1時間くらい村を散歩し、おっちゃんと柿を売りながら
昼真っから暇そうな村人と話したりしてた。






3時間後には綺麗に車いっぱいの柿は売り切れました~!!

ここの景色はものすごく綺麗で、そのなかに小さな村が
くっ付いてる。山しかないこんなとこでも人って住めるんだな~。



おっちゃんの家に戻り、チャイを貰いながらテレビをみたり
パチカやったり、鉄棒したりして遊んでた。
お金にはうるさいが結局みんないい人たち。(笑
8,9人の家族だったけど、そこの若い3兄弟は鉄棒で体を
鍛えてる。
夜、ご飯を食べたあとはめちゃくちゃ寒い外に出てみんなで
鉄棒をする。久しぶりにやってみたけど、案外逆上がりって
むずかしいのね・・・
懸垂やなんやら筋トレをして家の中に入り、ベットに案内され
三兄弟のうちの1人と同じ部屋で眠ることになった。
そこでIpodを取り出したらもう、興味津々。
それなんだ?音楽聴けるのか?ビデオも見れんのか?
コンピューターか?
めんどくさいから「そうだよ。小さいPCなんだ。
すごいでしょ?」って言っといた。(笑
なんだかんだでイライラしていたフナルッグの旅だけど、
終わってみれば結局よかったって思う。
フナルッグまでの道は辺境と言っていいほど、ものすごい
景色が広がっていて、フナルッグの村は雪道で坂道。そんな
道を靴底がツルツルの革靴で何度も転びながら歩き、
ステキな町並みを歩けた。
とまった柿売りのおっちゃん家もみんな人が良くて、言葉が
通じなくても、コミュニケーションはそれなりにとれたし。
ご飯も3食頂いたし。
お金はそこそこ掛かったけど、お金には換えられない
大切な財産をまたひとつ手に入れた。
おっちゃんにバクー行きのバスが出ている町まで送ってもらい、
バス教えてもらってバイバイした。
おっちゃんサンキューね!!