ちょっと前の話になりますが、

ご近所から、大粒の栗を大量にいただきました。

山里ならではです。

で、

もらい主(?)である父は、

茹で栗しか考えていなかったので、

「渋皮煮」ってのもあるんだよ、と

やったこともないのにアドバイス。

「じゃあ、たのむ」

…しまった…

栗をもらったのは日曜日の夕方。

そのことを聞いたのは、すでに夕飯時。

来週末まで、置いてはおけない…。

平日にやるしかないのか…。

そこで、

火曜日の夕飯後に、調理にとっかかりました。

まず、鬼皮をむきますが、

なにせ初めてなので、どっからどうむいたらいいのか分かりません。

おのれの爪の力を信じて、なんとかムキムキしてましたが、

そのうち、お尻のザラザラしてる方が意外と柔らかいことを発見。

そこにナイフをあてると、むきやすくなることがわかりました！

ですが、いかんせん量がハンパない。

鬼皮をむき終えた時点ですでに10時。

そこから、今度は渋抜きです。

今回は重曹を使う方法を選択。

一回めはともかく、すすぎの2回め3回めに、これまた時間がかかり、

すでに時計は11：30

「ど平日の真夜中に、俺は何をやってるんだろう？」

渋を抜いたら、今度は竹串を使ってスジとりです。

一個一個丁寧に

おそらく200個以上ある栗を…

気がつくと日付が変わっておりました。

「ど平日の真夜中に、俺は何をやってるんだろう…？」

なんとなく悲しい気持ちになりながら、

いよいよ砂糖で煮つけていきます。

そして、

できました！

すでに時計は1時過ぎ…。

翌朝5:30に起きるぼくにとっては、

大変な打撃…。

案の定、翌日の勤務は、

眠くて眠くて…。

いや、こんなに手間暇がかかるものだとは…。

でも、

やっぱり美味しい〜！

女房が職場に持ってったところ、

大好評だったそうな。

来年も作ろうと思います。

でも、

この次は休みの日に作ります。絶対。

栗をいただきました